VASCOが、超軽量USBスティック型の認証装置「DIGIPASS 110」を発売

ハードウェア認証とウェブ・ベース認証の組み合わせで、 フットプリントがゼロの電子署名ソリューションを実現。

 インターネット認証ソリューションの株式会社 VASCO Data Security Japan (バスコ・データ・セキュリティ・ジャパン、東京都千代田区、本社 米国イリノイ州、NASDAQ VDSI、以下 VASCO)は、フットプリントがゼロの電子署名ソリューション「DIGIPASS 110(デジパス110)」を発売すると発表しました。DIGIPASS 110は、取引量が大きいEコマース市場および個人向けEバンキング市場をターゲットとしています。
 VASCOは、同社が2008年1月30日にニューヨークで開催したメディア・アンド・インベスター・サミットでDIGIPASS 110のプレゼンテーションを行ないました。

 DIGIPASS 110は、ハードウェア認証とウェブ・ベース認証の長所をあわせ持っています。
●DIGIPASSの秘密情報をコンピューター上ではなく、小さいUSBスティックに保存します。フットプリントがゼロのこの方法により、「トロイの木馬」に感染したPC上においてシステムを保護します。
USBスティックのサイズは、43.9 x 16.1 x 4.3 mm(1.73 x 0.63 x 0.17インチ)です。
●PC上のJavaアプレットと、USBスティックに格納した秘密情報を併用することにより、時刻に基づいたワンタイム・パスワード(使い捨てパスワード)を生成します。このパスワードは、VASCOのソリューションの核となるソフトウェアプラットフォーム「VACMAN」によって保護されます。
●DIGIPASS 110は、定評あるVASCOの電子署名機能を持っており、ユーザーのオンライン取引を介入者攻撃などの詐欺行為から保護します。PCの処理能力とウェブ・ベースのVACMAN認証エンジンとを組み合わせることによって、取引データの情報量がどんなに大きくなっても電子署名の演算が可能になります。
●ドライバーが不要です。

 DIGIPASS 110の写真はwww.vasco.com/DIGIPASS_110でご覧いただけます。

 DIGIPASS 110は、グローバルなEコマース市場、および個人向けオンラインバンキングにおいて大量の取引をカバーする用途に特に適しています。エンド・ユーザーは、DIGIPASSのワンタイム・パスワードを使って安全にネットワークにアクセスできるだけでなく、ユーザーのPCの処理能力を活用して計算されるDIGIPASS電子署名という、市場で最も強力なトランザクション・セキュリティ対策を利用できます。
 DIGIPASS 110は大規模な導入でも簡単に行うことができます。エンド・ユーザーがサービスに加入すると、DIGIPASSの秘密情報が入ったUSBスティックを渡されます。このUSBスティックを自分のPCに差し込めば、およそ10秒で自動的にユーザー登録が済みます。DIGIPASSの秘密情報は、エンド・ユーザーが自分のPCにダウンロードするJavaアプレットと併用しなければ使えないようになっています。

 VASCO社の会長件COOであるヤン・バルキー(Jan Valcke)は次のように述べています。
「DIGIPASS 110は、完全なオプションを用意し、すべての地域をカバーするという弊社の戦略を強化するものです。柔軟性が高く、導入が容易で、TCOが低いウェブ・ベース認証製品の特徴と、セキュリティの高さと寿命の長さを備えた軽量なハードウェア製品を組み合わせることによって、Eコマースやリテール・バンキングでの大量取引をカバーできる、フットプリントがゼロの電子セキュリティ・ソリューションを実現できるのです」

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