京セラコミュニケーションシステム、 リモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」を提供開始

~社内イントラネットへのアクセス・セキュリティを強化~

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 小林元夫 以下KCCS)は、企業イントラネットへのセキュアなリモートアクセスを実現するリモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」(Controlled Access to Remote Enterprise Networks)を9月1日より提供開始致します。


昨今、従業員のライフスタイルの変化や労働に関する規制緩和を背景に、各企業では職場改善の取り組みの一環として在宅勤務の導入など働き方や雇用形態が多様化してきております。それに伴い社内イントラネットへのリモートアクセスの必要性が増える一方、管理されていない個人のPC端末からのアクセスによる情報漏えいなどセキュリティリスクの課題が増えてきております。一方では、金融商品取引法(日本版SOX法)など企業のコンプライアンス・内部統制が社会的要求として高まってきております。これらの課題に対応するため、複数の認証手段の組み合わせや本人確認などセキュリティレベルの高い認証やアクセス履歴管理などが必要となっております。


これまでKCCSは、モバイル・リモートアクセス環境からの社内情報資産の活用を促進させるべく、ユビキタスアクセスをコンセプトとした「KWINS*1」や「NET BUREAU*2」などの“KCCSモバイルオフィスソリューション”を提供して参りました。この度、こうした時代の要請にお応えするため、コントロールド(統制された)アクセスをコンセプトとしたリモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」を提供開始致します。長年に亘り提供しているリモートアクセス・認証サービスをベースに、豊富な実績とノウハウを活かして、より強固でフレキシブルな認証サービスに拡張することでサービスラインナップを強化致します。


リモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」は、インターネットなど社外ネットワークから社内イントラネットへアクセスする際に、事前に許可されたPC端末であるかどうかを、端末情報(MACアドレスやUUID*3など)を元に“端末認証”することが可能となります。ユーザごとやグループ単位で、固定ID/パスワード認証やワンタイムパスワード認証を柔軟に組み合わせることができるため、利用用途やセキュリティレベルに応じて適切な端末認証を実現します。また、“検疫”を組み合わせることで企業のセキュリティポリシーに合致しないPC端末からのリモートアクセスを防止することも可能となります。


<リモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」の主な特長>

①多様な認証方式に対応
固定ID/パスワード認証やワンタイムパスワード(ハードウェアトークン・トークンレス)によるユーザ認証と端末認証を組み合わせて、利用形態に合わせた適切な認証が可能となります。


②柔軟性の高い検疫
Windows®セキュリティパッチやアンチウィルスソフトウェアが適用されていない端末からのアクセスは許可しないなど、企業のセキュリティポリシーに準じた検疫が可能となります。


③複雑な認証手段やネットワーク環境を意識させないユーザビリティ
専用のクライアントアプリケーションを利用することで、ユーザは複雑な認証やネットワーク環境を意識することなく社内ネットワークに接続することが可能です。


④利用形態に合わせたアクセス制御
ユーザの所属組織や雇用形態などに合わせて、ユーザごとまたはグループ単位でのアクセス制御が可能となります。


⑤利用状況をレポートし、アクセス履歴の管理を支援
管理者は認証・検疫・接続履歴を分析したレポートで、ご利用状況の把握だけでなく不正アクセスやセキュリティポリシーに合致しないPC端末の検出なども可能となります。


名 称リモートアクセス 端末認証・検疫サービス「CAREN」
料 金【ご利用ID数: ,50ID】月額利用費用:105,000円~(税込)

【ご利用ID数:1,000ID】月額利用費用:787,500円~(税込)

※算定条件
 ご契約期間:3年、認証方式:端末認証
 VPNゲートウェイ/イントラネット接続ルータ ハウジング費込み
※別途、初期構築費用とハードウェア費用、ハードウェア保守費用、アクセス回線費用が必要となります。
※詳細は、別途弊社営業までお問い合わせください。
販 売 目 標3億円(年間)
販 売 開 始 日2008年9月1日


今後もKCCSは、企業のリモートアクセスニーズに応じてセキュリティ機能や利便性を高める付加価値サービスを組み合わせた、より適切なソリューションを提供し企業のビジネスを強力に支援して参ります。


*1 「KWINS(クインズ)」はKCCS Wireless IP Network Serviceの略称で、KCCSがMVNO(Mobile Virtual Network Operator )として企業向けに提供するKCCSブランドのモバイル通信サービスです。KWINSの詳しい情報については、Webサイトリンクをご覧下さい。

*2 「NET BUREAU(ネットビューロ)」は、社内ネットワークへアクセスする多様な回線の認証システムを統合、シームレスかつセキュアなマルチアクセス環境を実現する統合認証ソリューションです。

*3 Universally Unique Identifierの略で、汎用一意識別子(はんよういちいしきべつし)。
世界で一意の128ビット長の識別子です。

*製品名及び会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

このプレスリリースの付帯情報

≪“KCCSモバイルオフィスソリューション”のラインナップ図≫

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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