デジタル商品と物品の販売で、5年以内に世界で3000億ドルを上回るモバイルペイメント

英国の調査会社ジュニパーリサーチ社は出版レポート「モバイル決済市場調査:リモート決済市場分析と製品別予測 2008-2013年 - Mobile Payment Markets」のプレスリリースにおいて、世界のモバイル取引額が2013年には5倍に増加するという予測結果を発表した。

音楽やチケット・ゲームなどのデジタル商品と、贈り物や本などの物品を購入するための、携帯電話を通じてなされた支払いの総取引金額は、2013年に世界で3000億ドルを上回るというモバイル支払い市場の予測と分析

英国調査会社ジュニパーリサーチ社は、2013年までのモバイル支払いを実現するサービス、システム、ソフトウェア、支援サービスのビジネスチャンスは急速かつ重大であると報告している。この調査レポートは、アプリケーションとサービスのケーススタディによって、携帯電話が支払いのためのツールとして、多くの人々に様々な場面でどのように利用されるようになるのかを明らかにしている。

調査レポートの著者であるHoward Wilcox氏は、「北米や欧州の販売業者は、第4のチャネルであるモバイルウェブの重要性に気づき始めている。小売業者は、モバイルウェブの利点を評価し、通常の電子商取引サイトの販売で成功するように留意すべきである。このビジネスチャンスを生かすためには、既にパソコンでウェブショッピングを利用している顧客が利用しやすい環境を整えるために、即座に行動に移すべきである」と語る。

調査レポートは、下記についても調査した。
■ 世界のモバイル取引の年額は、2013年には5倍に増加するだろう
■ 列車、飛行機、バスや、スポーツやエンターテインメントイベントなどのチケットの発行は、最もよく利用されている。2013年までは、世界の取引金額の40%を上回るだろう
■ 極東と西欧の2地域はモバイル支払い金額の先進地域で、デジタル商品と物品の販売で世界の60%以上、3000億ドルとなるだろう。西欧は現在、SMS経由のデジタル商品やサービスが多く、極東や中国、特に日本は、既に数年前からモバイルウェブによる物品の販売が確立している

ジュニパーリサーチ社は、デジタル商品と物品の販売によるモバイルペイメントに関して、地域毎に6年間の予測を行っており、この市場の先進的な企業の詳細な情報や、加入者の集客、取引の規模などのデータを記載している。ジュニパーリサーチ社は、幅広いベンダやオペレータの37人の上級社員にインタビューを行った。


[調査レポート]
モバイル決済市場調査:リモート決済市場分析と製品別予測 2008-2013年
Mobile Payment Markets
Digital & Physical Goods 2008 - 2013
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