全国民注目の一大イベントに採用された パイオリンク 「PAS5016」の最新導入事例を紹介

(株)パイオリンク・ロードバランサ 『PAS 5016』が
インフォサイエンス(株)システム提案に採用!
国内イベントで、能力を発揮!!


データセンターを保有し、開発と運用を融合させた
独自の一貫サービスを行うインフォサイエンス(株)が
受注したプロジェクトを支える。

高性能アプリケーションスイッチ 「PAS 5016-SSL 5000」
リンク


全国民注目の一大イベント。テレビによる生中継もされ、リアルタイムに速報を伝えるサイトに
は、アクセスが集中した。それを支えたのは『PIOLINK Application Switch』と、これを
導入したインフォサイエンス(株)技術者の的確な読み。スポンサーサイドが提示した最大アクセス
数の予想に対し、その倍の数を見込んで対応した同社であったが、実際には、当初予想の3倍
近いアクセスが殺到したのだった。それでもなお、サーバはダウンすることなく情報を伝え続
けた。ひとつのプロジェクトを成功に導いた、舞台裏に迫る。


2007年10月、インフォサイエンス(株)に、これまでにない業務の依頼が訪れた。翌年2月、都内
で行われる大規模なイベントのサイト運営である。当日、トップアスリートから一般参加の
人々までが一堂に会するそのイベントはテレビ中継もされ、各人の成績をリアルタイムに配信
するサイトには、当然、多くのトラフィックが集中することが予想された。当初、これを契約
するにあたって、対応しきれるかどうかの不安があった。

インフォサイエンス(株)の所見としては、「負荷分散装置(ロードバランサ)を使わずに、
サーバだけでラウンドロビンという手法で対応することも考えましたが、それでは全てのユーザ
にサービスが提供できなくなり、ソーリーサーバにも割り振られることなく、繋がらない状況
が生まれてしまいます。ですからこの業務を受けるにあたって、負荷分散装置を導入すること
は当初から決まっていました」とあった。


当初、1日だけのイベントということもあり、ロードバランサは1台で対応しようと計画して
いたが、同社はこれを新たなビジネスチャンスと捉えた。


「瞬間的に高負荷のアクセスがくるようなサービス、例えばテレビで告知されるキャンペーン
などにも対応できるようになれば、新しい展開が拓けます。そう考えた時点で、冗長化できる
よう、負荷分散装置を2台導入することも決まりました」
無停止のシステムが構築でき、アクセスの集中により1台が落ちても、もう1台が受け切れる
点が、冗長化の利点だ。そして同社は、発注クライアントが予想した、当日のアクセス数に
対し、その倍の数を想定。これに対応できるシステムの構築に着手したのである。


ロードバランサの選定には、いくつかのメーカーを比較検討した。
比較検討の結果、採用された機種は、パイオリンクPASシリーズのミッドレンジモデル
設定も簡単で使いやすく、高機能・低価格のPAS 5016-SSL 5000を導入


『PAS 5016』に決定した理由は主に。
「今回の導入をきっかけに今後も運用していくことを思えば、設定が難しくない点は魅力で
した。社内の技術者で設定ができ、また新しい社員が来たときにも、難しい設定では慣れるの
に時間がかかります。また、他社の機種はその性能を使い切れないほど多機能で、その分高価
でした。その点、使いやすく安価なPASは、我々の思いにマッチした製品だったのです」と
語った。


サーバー負荷分散の構築例は。
サーバ13台を『PAS 5016』でL4負荷分散。万が一その全てがダウン、もしくは各サーバ毎に
設定した最大接続数を超えた接続があった場合は、2台のソーリーサーバ群へトラフィック振り
分けるよう設定。また回線負荷分散は、USEN3回線・Bフレッツ8回線を用いて負荷分散。
マルチホーミング機器を用いず、DNSサーバでDNSラウンドロビンを行うことにより、アクセス
を各回線の公開用グローバルIPにトラフィックを振り分けるとした。さらに『PAS 5016』
でGWLB(ゲートウェイ負荷分散)機能を使用することにより、クライアントへの応答を、
リクエストと同じ回線に送信。そしてHA構成はアクティブ側のロードバランサがダウンした
場合スタンバイ側に切り替える設定(回線がダウンした場合にはロードバランサのフェイル
オーバーは行わない)とした。


約1カ月の間、テストとシュミレーションを繰り返し、そして当日。イベントに参加する
各人の成績をリアルタイムに表示するそのサイトには、予想通りアクセスが集中したが、
最後まで「Not Found」の文字が表示されることはなかった。あとで分かったことだが、
この日の瞬間的には、当初予想されていた数の3倍ものアクセスがカウントされていたの
だった。


インフォサイエンス(株)にとって初めての経験となるこのプロジェクトは、成功を収めました。
また、「PAS5016」の安定性が実証された事例となりました。

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