株式会社MICら原告4社、「車番認識プログラム」を巡り、株式会社立山システム研究所及びデータバンク株式会社を提訴。共同不法行為にあるとして約3億円の損害賠償を求める。

株式会社マーケティングインフォメーションコミュニティ 2008年06月04日 14時00分
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アイテック株式会社、メディア株式会社、ホームネットカーズ株式会社、株式会社MICの原告4社は、共同開発した車番自動認識技術による画期的なガソリンスタンド向け販売支援情報システム「NXEYES」における車番認識プログラム「LPRソフトウェア」の不正入手による共同不法行為として、株式会社立山システム研究所、データバンク株式会社の2社に約3億円の損害賠償を求め東京地方裁判所に提訴いたしました。

報道資料
プレスリリース


アイテック株式会社(東京都文京区)、メディア株式会社(東京都文京区)、ホームネットカーズ株式会社(東京都新宿区)、株式会社MIC(横浜市都筑区)の原告4社は、共同開発した車番自動認識技術による画期的なガソリンスタンド向け販売支援情報システム「NXEYES」における車番認識プログラム「LPRソフトウェア」の不正入手による共同不法行為として、株式会社立山システム研究所(富山市大泉, 代表取締役 水口勝史)、データバンク株式会社(横浜市港北区新横浜, 代表取締役 難波良紀)2社に約3億円の損害賠償を求め東京地方裁判所に提訴いたしました。



本件は、車番認識のプログラム著作物とビジネスモデル特許を取得した顧客情報処理システムを商品化して販売した車番自動認識モジュール搭載SS販売支援情報システム「NXEYES(エヌエックスアイズ)」による、原告4社の営業上の収益を、違法行為によって侵害した被告2社に対する損害賠償請求である。

「NXEYES」はアイテックが開発した車番認識プログラム「LPRソフトウェア」にMIC、ホームネットカーズ、メディアが独自開発のアプリケーションに組み込み、販売支援システム「NXEYES」として商品化したものを、MICとホームネットカーズの2社が平成19年4月10日から全国ガソリンスタンドに独占的に販売していた。

本プログラムにおいては、アイテックは、本プログラム複製物1ライセンス及び追加開発ソフトウェア1ライセンスを立山システム研究所にガソリンスタンド以外の特定企業での使用に限定して販売する旨の覚書を交わし平成19年1月に納品し、さらに4月にも1ライセンス納品していた。また、本プログラム複製物または、それを組み込んだシステムをアイテックの書面による承諾なしにガソリンスタンド向けに販売しないという条件付の継続的売買等契約書を締結し8月から12月にかけて38ライセンスを納品していた。

アイテックが立山システム研究所に対して、販売先の制限を課したのは「LPRソフトウェア」搭載製品のガソリンスタンド向け販売権をホームネットカーズ及びMICの2社に独占的に付与していたからであるが、その後、ホームネットカーズ及びMICは取引先を通じてデータバンクが販売する類似のガソリンスタンド向けシステム「I&Dショット」に「LPRソフトウェア」が搭載されているという事実を知った。
「LPRソフトウェア」が搭載された「I&Dショット」は既に市場に多数出回っており、被告2社の違法行為により、原告4社は損害を被ったと主張。

以上により、原告4社は被告2社に対して、約3億円の損害賠償請求権を有し、本訴訟の提起に至ったものである。

≪本件に関するお問い合わせ先≫
会社名 : 株式会社 マーケティングインフォメーションコミュニティ(略称MIC)
担当 : 開発部 高橋
TEL : 045-943-7271
FAX : 045-943-7270
URL : リンク

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