概要:
フォーティネットのグローバル セキュリティ リサーチ チームは、マイクロソフト Office Publisherに、遠隔コード実行を引き起こす恐れのある、オブジェクトハンドラの検証の脆弱性を発見しました。
種類:
●遠隔コード実行
危険度:
● 緊急
対象ソフトウェア:
● Microsoft Publisher 2000 Service Pack 3
● Microsoft Publisher 2002 Service Pack 3
● Microsoft Publisher 2003 Service Pack 2
● Microsoft Publisher 2003 Service Pack 3
● Microsoft Publisher 2007
● Microsoft Publisher 2007 Service Pack 1
詳細:
この脆弱性は、Publisher(.pub)ファイル内にあるオブジェクトヘッダーの妥当性を検証する際に生じます。攻撃者は、遠隔操作により悪意のあるPublisherファイルを作成し、犠牲者となる可能性のあるターゲットにそのファイルを開封するよう仕向けます。ファイルが開かれると、埋め込まれた悪意のあるコードが自動的に実行され、システムを完全に制御される可能性があります。
対処方法:
● マイクロソフトが提供する、ソリューションの適応 (MS08-027) ※1
参照:
● Microsoft Bulletin: MS08-27 (※1)
● CVE ID: CVE-2008-0119(※2)
※1:リンク
※2:リンク
承認機関:
● フォーティネット グローバル セキュリティ リサーチ チーム
免責条項:
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担当:橋場/鶴澤
TEL: 03-3261-7715
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