2位のKDDI(au)とは2万契約の差 市場規模は185万、そのうち125万がMNP(推定) -「携帯電話キャリア・端末乗り換え意向調査2008 2Q」より-
縮小傾向にあったキャリア乗り換え市場(MNPを利用しない乗り換えも含む)であったが、2008年1~3月は新年度直前ということも影響してか、2007年10~12月の市場規模よりも約1割拡大して185万契約となった。そのうちMNPによるキャリア乗り換えは、全体の7割弱にあたる125万契約であった(本調査結果に基づき日経BPコンサルティングが算出)。
キャリア別シェアでは、ソフトバンクが純流入20万契約で初の首位に立ち、これまでトップをひた走ってきたKDDI(au)を退けた。2位KDDI(au)の純流入はソフトバンクと2万の差で18万、3位のNTTドコモにおいては38万が純流出という結果となった。ソフトバンクは、新年度直前というタイミングに合わせ、「ホワイト学割」で学生ユーザーを積極的に取り込んだことが今回の勝因につながったものとみられる。
本調査結果は、調査報告書として集計データ、ローデータを提供しており、約10万人分のデータを性別、年代別、都道府県別でクロス分析することができる。
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