5μm x 12K ラインセンサカメラに対応可能なレンズを発売
マシンビジョンと画像関連機器、バイオ関連メーカーの株式会社モリテックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:仁科秀逸、証券コード:7714)は、この度、液晶製造装置業界や太陽電池製造業界などで外観検査に用いられる、ラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」を開発いたしました。
モリテックスでは、このラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」を、4月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される、FPD業界最大の展示会「第18回ファインテック・ジャパン」へ出展し、販売活動を開始いたします。
モリテックスでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、その他画像処理関連分野向けに、光源装置や光ファイバライトガイド、マシンマイクロレンズ(MML)、LED照明装置、CCDカメラなどの光学系部品を組み合わせ、マシンビジョンシステムとして販売し、広く利用されております。
画像処理分野の市場においては、部品の微細化に対応して常に取込画像の高精細化が求められており、CCDカメラの性能は日進月歩で進化しております。これまで、液晶パネルやシート状の対象物などの外観検査で用いられてきたラインセンサカメラも「7μm x 8Kラインセンサカメラ」から、「5μm x 12Kラインセンサカメラ」へと高精細、高画素数化が進んでいます。
今回モリテックスはこの市場ニーズに応えるべく、5μm x 12Kラインセンサカメラに最適なレンズの開発を行ったものです。モリテックスの開発したラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」は、マシンビジョンに特化した光学思想のもと、高解像力、低ディストーションで設計されており、φ61.4という大型のイメージサークル内でも中心から周辺まで均一で高精細な画像を得ることが出来ます。
今回開発したラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」とモリテックスが提供するLEDや光ファイバ照明を用いたライティングソリューションを組み合わせることで、ユーザーがラインセンサに求める画像処理を最適化することが可能となることから、プリント基板や液晶パネル、太陽電池の外観検査など、幅広い分野へ積極的に販売活動をおこなって参ります。
■ラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」の特徴
●ピクセルサイズ5μmに対応した高解像力
●画像処理で最も用いられる倍率ラインナップ
●装置搭載に最適なワーキングディスタンス
●イメージサークルφ61.4
■ラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」の用途
●プリント基板検査
●液晶パネル外観検査
●太陽電池外観検査用途 など
■ラインセンサカメラ用レンズ「ML-L12K5シリーズ」の仕様
●型式 : 「ML-L1.4-12K5」
・光学倍率 ×1.4
・WD(mm) 120
・焦点距離(mm) 100
・イメージサークル(mm) φ61.4
・外形φ(mm) 75
・質量(g) 850
・マウント M72×0.75
・フランジバック(mm) 6.56
・価格 オープン価格
●型式 : 「ML-L1.75-12K5」
・光学倍率 ×1.75
・WD(mm) 73
・焦点距離(mm) 101
・イメージサークル(mm) φ61.4
・外形φ(mm) 75
・質量(g) 980
・マウント M72×0.75
・フランジバック(mm) 6.56
・価格 オープン価格
■販売目標
発売開始後1年で400本
■技術的お問い合せ、資料請求は・・・
株式会社モリテックス MVS事業部 事業推進部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-14
TEL.03-3401-9756 FAX.03-3401-9757
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