ICT(情報通信技術)への適応能力を習得する手段として、同市に在住もしくは在勤者を対象に、毎月100人を募集する。オフィス系ソフト、インターネット、ホームページ、デザイン作成、また作曲や写真編集などの趣味系ソフト、法人企業向けのビジネスマナー講座など、2008年4月3日現在で全192コース/2528講座が受講できる。
講座のコンテンツはすべてウォンツが制作。eラーニングシステムも、同社開発のeトレーニング(リンク)をカスタマイズした。
同ホームページ(リンク)からの申し込み、鯖江市役所企画政策課情報政策グループに申請書を郵送もしくは持参することで、対象者は無料で利用することができる。
鯖江市の担当者は「行政と民間が連携して、本格的に無料でeラーニング講座を行うのは、全国初の試み。できるだけ多くの利用を期待している」と話している。
福井県鯖江市の人口は約6万8千人で、主な産業は眼鏡・繊維・漆器。ITを社会・経済・産業の自立と活性化を担う伝統的産業に続く「第四の産業」として位置づけ、2008年度はその基盤となる「ユビキタスネット社会」の実現を計画している。(了)
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