2007年はいまだ正体がつかめないウルトラモバイルデバイス(UMD)にとって重大なポイントを持った年だった。その主要なものは、接続性、超小型化、最新のプロセッサなどである。さらにこの業界はインターネットを中心に変化してきている。ネットに接続しているのが電話かPCかによって利用できるコンテンツが制限されたり、途中で切れてしまったり、あるいは性能に差が出たりするようなソリューションはユーザに受け入れられなくなってきている。
「プロセッサメーカーによる主要な動向は、主としてUMPCやMIDなどの新しいUMDデザインの継続である。IntelのSilverthorneやVIAのIsaiahなどの新しいプロセッサプラットフォームは、性能だけでなく電力消費をもターゲットとしていくだろう」とインスタット社のアナリストIan Lao氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ WiMAXやQualcommの新しい無線技術Gobiなどの長距離無線ブロードバンドは「どこでも接続」を実現するだろう
■ Q1/Q1UltraやiPhone、N810などの製品の成功によって、市場はSamsung、Apple、Nokiaなどのモバイルインターネット採用コンセプトを受け入れるだろう
■ 消費者の利用法は様々なので、ひとつの何でも出来るデバイスで非常に幅広い利用ニーズに対応できるということは不可能である
インスタット社の調査レポート「ウルトラモバイルデバイス(UMD)市場:動向分析、製品 - UMDs - Are They For Real? A Worldwide Snapshot」は、世界のウルトラモバイルデバイス市場を調査している。2007年のウルトラモバイルデバイス市場の出来事を描き出し、無視できない重要な事柄についての理解を深めようとしている。時系列にみることで、今後のウルトラモバイルデバイス市場の主要な課題を考察している。
[調査レポート]
ウルトラモバイルデバイス(UMD)市場:動向分析、製品
UMDs - Are They For Real? A Worldwide Snapshot
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