2007年の企業向けルータは43億ドルに達し、WAN最適化市場は71%上昇

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、世界のWAN最適化機器の販売額は、2006‐2007年に71%上昇して8億ドルを越えたと報告する。

マサチューセッツ州ボストン、2008年3月5日
世界のWAN最適化機器の販売額は、2006‐2007年に71%上昇して8億ドルを越えたと、米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「企業向けルータとWANの最適化アプライアンス」は報告する。

「ベンダが新製品の出荷をはじめ、Riverbedが公開会社として成長し始めるなど、2007年はWAN最適化市場においてよい1年だった。ローエンド市場の悪化により、企業向けルータはやや低調だった。CiscoのASR 1000に関する声明は、2008年の市場に動揺をもたらし、CiscoとJuniperのハイエンドルータの戦いには見るべきものがある」とインフォネティクスリサーチ社の法人向け音声通信と法人向けデータ部門の主任アナリストMatthias Machowinski氏は語る。

また、調査レポートは、世界の企業向けルータの販売が2007年第3四半期から第4四半期にかけて2%減速し、年間では1%だけ上昇したと記載している。企業向けルータの出荷数はこの2007年四半期に5%下がり、年間では横ばいだった。

主な調査項目を以下にあげる。

*WAN最適化アプライアンスの出荷数は、2007-2010年に倍増すると予測している
*世界の企業向けルータの出荷数は、2010年に300万以上になるだろう
*ハイエンドの企業向けルータの収益は、2006-2007年に5%上昇する
*企業向けルータ市場のなかでも支店部門は好調で、出荷数が2006年第4四半期から2007年第4四半期にかけて11%上昇し、2007年の出荷数の唯一の成長部門だった
*2007年、Ciscoは世界収益の75%を占める企業向けルータの断トツのトップ企業であり、Juniperは30%上昇した

インフォネティクスリサーチ社の調査レポートは、WAN最適化機器とハイエンド、ミドルレンジ、支店、ローエンド/SOHOなどの企業向けルータを調査し、T1/E1/J1、T3/E3/J3、OC3/STM1、OC12/STM4などのポートの詳細を記載している。市場シェアをピボットテーブルで提供し、全地域の予測を四半期ごとにアップデートしている。3Com/H3C、ADTRAN、Allot、Blue Coat、Cisco、Huawei、Ipanema、Juniper、Nortel、OneAccess、Packeteer、Riverbed、Siemensなどの企業について調査している。


◆調査レポート
企業向けルータとWANの最適化アプライアンス
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