最大のインターネット家電製品はブルーレイDVDプレーヤ/レコーダ

米国の調査会社マルチメディアインテリジェンス社は出版レポート「IP対応家電市場調査:機器市場分析、加入者予測、ベンダとサービスプロバイダの情報―IP-Enabled Consumer Electronics: Internet Video & Digital Media to the TV」のプレスリリースにおいて、全家電製品のIPインタフェースの半導体収益は、2012年までに20億ドルを越えるという予測結果を発表した。

米国の調査会社マルチメディアインテリジェンス社は、ブルーレイDVDプレーヤとレコーダがインターネットプロトコル(IP)機能のある家電の最も大きい製品セグメントであると報告している。

ネットワーク接続できるDVD機器は、2012年までに約5000万ユニットに達するだろう。ソニーのゲーム機PS3にブルーレイDVDが搭載されているなど、ビデオゲーム機に使われるようになることが出荷数を大きく伸ばす要因である。

ケーブル、通信、衛星向けのセットトップボックスと同様に、テレビゲームコンソール、テレビ、DVD機器、オーディオ機器などの、さまざまな家電製品でIPインタフェースの採用が進んでいる。IP機能のある家電デバイスの年間出荷数は、2007年に6400万台に達した。現在、テレビゲームコンソールが最大の製品セグメントであるが、次世代ブルーレイDVD機器は、双方向性とオンラインアプリケーション機能を付加するために既にインターネット接続機能を統合している。

「ブルーレイとHD-DVDの規格戦争の終結は、ブルーレイDVD機器の出荷数を加速するだろう。その結果、ブルーレイDVD機器は、遅くとも2012年にはIP機能のある家電デバイスの最大の製品セグメントになるだろう」とマルチメディアインテリジェンス社の社長Mark Kirstein氏は語る。

マルチメディアインテリジェンス社の調査レポートは、下記についても調査した。
■ IPインタフェースの採用は着実に進んでいるが、爆発的ではない。市場全体では、使いやすさ、相互運用性、ビジネスモデルの多くの問題などの課題に直面している
■ ほぼ標準と同等のCat5イーサネットインタフェース以外に、IP機能のあるDVDプレーヤの約40%がWi-Fi(802.11x)をインタフェースとして選択するだろう。銅線、電力線インタフェースはあまり採用されないだろう。
■ 全家電デバイスのIPインタフェースの半導体収益は、2012年までに20億ドルを越えるだろう

マルチメディアインテリジェンス社の調査レポート「IP対応家電市場調査:機器市場分析、加入者予測、ベンダとサービスプロバイダの情報―IP-Enabled Consumer Electronics: Internet Video & Digital Media to the TV」は、マルチメディアネットワークホームのサービスプロバイダ、機器ベンダ、コンテンツサービス製品、技術を分析している。家電に搭載されるイーサネット、電力線、銅線、Wi-Fiなどの家庭内接続技術を分析、予測している。世界のブロードバンド加入者数、VoIP、ケーブルテレビ、衛星テレビ、IPTVの世界の加入者数を予測し、セットトップボックス、装置タイプごとのネットワーク・インターフェースの採用、ミドルウェア、インタフェース半導体も調査している。デバイスセグメントは、テレビ、DVDプレーヤとレコーダ、DMA、テレビゲームコンソール、メディアサーバ、DVR、セットトップボックスなどである。

[調査レポート]
IP対応家電市場調査:機器市場、加入者予測、ベンダとサービスプロバイダの情報
IP-Enabled Consumer Electronics: Internet Video & Digital Media to the TV
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