2012年までに米国の3300万世帯が10Mbps以上の高速ブロードバンドに

高画質インターネットビデオによって高速化が進む

米国の調査会社パークスアソシエイツ社は出版レポート「北米のブロードバンド市場調査 / North American Broadband Market Update」のプレスリリースにおいて、2012年までに、米国の3300万世帯が10Mbps以上の高速ブロードバンドに加入し、高画質のビデオストリーミングを利用できるようになるという調査結果を発表した。

2012年までに、米国の3300万世帯が10Mbps以上の高速ブロードバンドに加入し、高画質のビデオストリーミングを利用できるようになるだろうと、米国調査会社パークスアソシエイツ社の調査レポート「北米のブロードバンド市場調査 / North American Broadband Market Update」は報告する。2007年末時点で570万世帯、または米国ブロードバンド世帯の9%が10Mbps以上であった。



「最近まで、通信オペレータのディープファイバーサービスの積極的採用や、ケーブル会社(MSO)との激しい競争によって、高速ブロードバンドサービスは成長してきた。しかし、消費者の帯域幅への関心が薄れ、サービスプロバイダは、消費者を引き止めたりARPUをあげたりするために、HDビデオストリーミングやコンテンツプレースシフトなどの、魅力的で帯域幅を有効に利用できる価値の高いサービスを提供する必要が出てきた」とパークスアソシエイツ社のブロードバンド・ゲーム部門の主任であるYuanzhe (Michael) Cai氏は語る。

FTTxやDOCSIS3.0などの新しいブロードバンド技術への投資とブロードバンドエンターテインメントコンテンツの拡大は、重要な市場牽引要因である。しかし、サービスプロバイダのブロードバンド管理の失敗による「ネットワークニュートラリティ(中立)」に関する不確実性や、設備ベースのブロードバンドサービスプロバイダとインターネットトップ企業との関係性の悪さは進歩を妨げるかもしれない。

「もし高速ブロードバンドサービスがマスマーケットに到達しないなら、アメリカは次世代の技術革新における競争力を失うかもしれない。そのようなシナリオは望ましくない」と、Cai氏は言う。

調査レポート「北米のブロードバンド市場調査 / North American Broadband Market Update」は、最新のブロードバンド市場の状態と、将来の市場発展に影響を与える大きなイベント、光ファイバーなどのその他のアクセス方法の概説、付加価値サービスの市場潜在力、消費者のブロードバンドや付加価値サービスに関する見解、今後の成長予測を記載している。


[調査レポート]
北米のブロードバンド市場調査
North American Broadband Market Update
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このプレスリリースの付帯情報

米国におけるHD対応ブロードバンドサービス加入者数予測 2007-2012年

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