ノーテル、エッジスイッチ「ERS4500シリーズ」に、10ギガ対応機種などの新製品5機種を追加 グリーンIT度(エネルギー消費効率)で高い評価を獲得

エントリーモデルの「ERS2500シリーズ」には新たにスタック機能を搭載

ノーテルネットワークス株式会社*(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平松敏之、以下、ノーテル)は本日、音声と通信が融合した統合ネットワーク環境向けのエッジスイッチ「Nortel Ethernet Routing Switch (ERS) 4500」シリーズに、新たに10ギガビットEthernet用のポートを装備するモデルを含む5機種を追加したことを発表しました。同時にエントリーモデルの「ERS2500」シリーズの既存4機種については、スタック機能を実現するためのソフトウェアアップグレードを行った新バージョンを発表しました。同シリーズは、エネルギー消費効率に優れた、グリーンIT度で高い評価を獲得した製品です。同新製品は、ノーテル製品の販売代理店を通じて本日より販売を開始します。

今日、大企業のみならず中小企業でもマルチメディア・コミュニケーション・プラットフォームの導入が行われ、IP電話端末や無線LANアクセスポイント、ネットワーク・カメラなどのIPコミュニケーションインフラが整いつつあります。その一方、動画など容量の大きなデータのやり取りやサーバ側でアプリケーションを実行するシンクライアント環境が増えるにつれ、リアルタイムトラフィックが増加し、ネットワークに多大な負荷をかける原因となっています。そのため、エッジスイッチの分野においても幅広い帯域ニーズに柔軟に対応できるスタッカブルスイッチが望まれてきました。


エネルギー消費効率に優れたグリーンIT仕様
ノーテルのPoE(Power on Ethernet)ポート搭載スイッチは、最先端技術の評価で優れた実績をもつ第三者研究機関であるThe Tolly Groupが実施した「グリーンIT度(エネルギー消費効率)」の比較調査**(2008年1月) において、比較対象となった他2社製の汎用スイッチよりもエネルギー効率で70~125%上回り、最もグリーンIT度が高いとの評価を受けました。エネルギー効率が高いということは、電力料金と冷却費用からなる運用コストが低いことを意味しています。


Nortel Ethernet Routing Switch (ERS) 4500シリーズ
ノーテルはNortel ERS4500シリーズに、10ギガビットポート対応を含む、基本ポート数24ポートの5機種を新たに追加しました。これによりERS4500シリーズは10機種となり、より幅広い帯域ニーズにきめ細かく対応することが可能となります。


ソフトウェア面では、Nortel IP電話機をプラグアンドプレイで容易に導入できるノーテル独自のコンバージェンス機能ADAC (Auto Detection Auto Configuration)をアップグレードし、マルチベンダー環境での対応を充実化させました。また、これまでコア・スイッチなどハイエンドの装置に搭載されてきたローカル側とリモート側のパケットロスを最小限に留めるVLACP(Virtual Link Aggregation Control Protocol)機能も実装し、信頼性を高めました。これらの機能向上によって、ネットワーク管理者は容易にIP電話や無線アクセスポイントの増設や移設ができ、音声と通信の融合した信頼性の高い統合ネットワーク環境を構築することができます。


Nortel Ethernet Routing Switch (ERS) 2500シリーズ
Nortel ERS2500シリーズでは、ニーズの高かったスタック機能を追加しました。スタック機能によりERS2500シリーズ同士であれば、どの機種の組み合わせでも最大8台のスイッチをスタックして1台のスイッチとして扱うことが可能となり、帯域ニーズに柔軟に対応することが可能です。既存機種のユーザはソフトウェア・ライセンスキットを購入してスタック機能を追加することができます。


さらに、上位機種ERS5500/4500と同様にERS2500はAUR(Auto Unit Replacement)機能を備えています。通常、スタック内のユニットが故障して取り替える際には、代替品の再設定やソフトウェアアップロードおよびダウンロードが必要となりますが、AUR機能により再設定の必要がなく、ネットワークダウンタイムを最小限に抑えることができます。


ノーテルでは本日より、販売代理店を通じてERS4500シリーズおよびERS2500シリーズの新製品を販売します。Nortel ERS4500は10/100/1000対応24ポートとSFP 4ポート搭載機種が希望小売価格(税別)389,000円、これに10ギガビットポート2ポートを搭載した機種が同649,000円です。また、Nortel ERS2500シリーズは、10/100対応24ポートとSFP 2ポートなどのスタック機能搭載機種が希望小売価格(税別)106,000円です。既存のERS2500シリーズにスタック機能を追加するためのソフトウェアライセンスキットは1ライセンスキットが希望小売価格(税別)29,000円からとなっています。


ノーテルERSシリーズについて
ノーテルのEthernet Routing Switchシリーズは、セキュアなレイヤー2 接続機能からレイヤー4~7 のコンテンツ対応機能まで、多彩な機能を提供する広範なイーサネットスイッチング製品を取り揃えています。レイヤー2~7のスイッチング機能を一括して提供する複数ソリューションにより、エンドツーエンドのネットワーク全体におけるニーズに対応します。ノーテル独自技術のSMLT/R-SMLTは、スイッチの効率的な運用と高い冗長化を可能にします。


当プレスリリースには、「可能性」「見込み」「場合」「期待」「思われる」「意向」「約」「計画」「想定」「努める」およびそれらに類似する表現およびそのバリエーションが含まれている場合があります。これらの表現は、関連証券法にもとづく予示的声明や情報を示しています。これらの情報は、Nortelを囲む事業環境、景気、市場に対するNortelの現時点における期待、見積、予測、予想に基づいています。またこれら情報は、予想が難しい重要な推定、リスク要因、不確定要因の影響を受けます。当プレスリリースで説明された結果や出来事は、実際の結果あるいは出来事と異なる場合があります。これらの要因やその他の詳細については、Nortel が米国証券取引委員会に提出した年次報告書Form 10-K、四半期報告書Form 10-Qおよびその他の提出書類に記載されています。Nortelは、適用法により要求されない限り、新情報、将来の出来事、その他の如何にかかわらず、あらゆる予示的声明を含め、このプレスリリースのあらゆる記載情報について、それを更新・改正する意思あるいは義務を放棄します。


* Nortel、Nortel ロゴ、グローブマークは Nortel Networksの商標です。
**The Tolly Group report No. 208269 「Nortel Ethernet Routing Switch 2500 Series Evaluation in “Green-IT” environment vs. Cisco Catalyst 3560G/E & 3750 Series & HP ProCurve 2600 Series」

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