徐々にVoIP利用が進む米国ビジネス市場

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「米国の法人向けVoIP市場:エンドユーザ調査と意思決定者分析 2007年 - US Business VoIP End-User and Decision Maker Analysis 2007」のプレスリリースにおいて、同社が行った米国のVoIP意思決定者とエンドユーザーに対する調査で、VoIPを利用したことで従来の通信回線を切断したと回答したのは、半数以下になったとの調査結果を発表した。

現在の米国ビジネス市場では、音声通信の主流としてのIP利用は非常に少ないものの、全ての規模のビジネス市場ではIP利用が進みつつあると、米国調査会社インスタット社は報告する。音声通信が発展すれば、企業はTDM機器や機能を取り入れた様々なIPやハイブリッドのソリューションの恩恵を見出すだろう。長距離通信のコスト削減は依然として主要なVoIP採用の牽引要因であるが、長期的に見ればそれだけが多くの企業ユーザーにとっての利用価値となるわけではないとインスタット社は考えている。使いやすさ、便利さ、統合通信機能の拡大に伴う通信管理の向上などが、長期的には市場を左右する要因となるだろう。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 米国企業のVoIPユーザは、従来の通信手段に代えてVoIPを快適に使っているが、特に長距離通信を節約するために使うことが多い
■ インスタット社の米国ビジネス市場の調査で、VoIPを利用したことで従来の通信回線を切断したと回答したのは、半数以下だった
■ 回答者が、ビジネスグレードのソリューションとして最も一般的であると回答したのは、従来のTDM PBXへのIP機能付加と新しいIP PBXの採用である

インスタット社の調査レポート「米国の法人向けVoIP市場:エンドユーザ調査と意思決定者分析 2007年 - US Business VoIP End-User and Decision Maker Analysis 2007」は、米国のVoIP意思決定者とエンドユーザーが、ビジネス向けの音声通信にいかにVoIPを導入するという意見について要約している。インスタット社の米国ビジネス市場の調査から、WAN上の音声通信、音声通信可能なIM、TDM代替製品などのIPやTDM音声ソリューションを利用する方途を詳述している。満足度、呼の頻度と通話時間、導入の主要要因、市場データなども記載している。


[調査レポート]
米国の法人向けVoIP市場:エンドユーザ調査と意思決定者分析 2007年
US Business VoIP End-User and Decision Maker Analysis 2007
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インスタット (In-Stat)について
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