ユーザー作成デジタルマップとPOI

米国の調査会社ABIリサーチの市場調査レポートが12月に刊行されました。

コミュニティベースのユーザー作成デジタルマップとPOIは、今後ますます非常に重要な位置を占めるようになるだろう。これらにより、デジタルマッププロバイダとナビゲーションベンダは、ブランドを強化しながら、より正確で常に最新の安価なマップの更新データを顧客に提供することが可能となる。だが、あらゆるユーザーに無料の詳細マップを提供するOpenStreetMapプロジェクトなどのオープンイニシアチブは、デジタルマップとコンテンツのエコシステムの破壊要因となる可能性がある。主な要因は、コミュニティに品質管理と所有者責任という権限を与えるためである。
歩行者ナビゲーションとLBSサービスの登場で、詳細マップと関連コンテンツの規模は、従来のマップコンテンツより桁違いに大きくなる。大容量の最新データの生成と保持には非常に多くのコストを要するため、営利企業の手に届かず、オープンコミュニティの取り組みが唯一選択可能なオプションとなる。その結果、ビジネスモデルはマップとコンテンツライセンス料金から広告による収入源に移行し、固定インターネットモデルはモバイルロケーションエコシステムへと変わるだろう。

◆調査レポート
ユーザー作成デジタルマップとPOI:正確で最新の地図情報コンテンツにおけるユーザーコミュニティの役割
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