~ iEXPO 2007&TRON SHOW 2008にて公開 ~
この度jig.jpがNECと共同開発したのは、赤外線発信機に携帯電話をかざすことによってそのモノや場所に関連付けられているucodeを取得できる、ユビキタス情報受信アプリのデモンストレーションバージョンです。高速赤外線通信「IrSimple」を利用することで高速で大容量のデータ受信が可能となり、簡単、瞬時にucodeだけでなく、画像や動画など、その対象に関する詳しい情報を得ることができます。
ucodeを取得するツールとしてユビキタス・コミュニケータが知られていますが、今回の開発では、多くの人々が所有している携帯電話という身近なツールを利用してのucode取得の可能性を示しています。
このアプリを、ユビキタス環境の実現をテーマとした二つの展示会、12月5日(水)~7日(金)開催のiEXPO 2007と12月12日(水)~14日(金)開催のTRON SHOW 2008にて展示いたします。実際に街中をイメージした空間の中で携帯電話を使ってデモンストレーションすることで、いつでもどこでもあらゆるものや場所の情報を得ることができる、ユビキタスコンピューティングの世界を体感していただけます。
今後もjig.jpはいつでもどこでも利用者がほしい情報が得られるアプリの企画開発を進めていきます。
◆ucodeとは
ユビキタスコンピューティングにおいて個々のモノや位置などを識別するために使用するコードのことで、同じコードは二つとなく、流通するモノや場所にすべて異なるコードが割り振られています。ユビキタスIDセンターによって管理されています。
◆「IrSimple」とは
赤外線を用いた通信方式で、従来の赤外線通信と比較して非常に速いデータ送受信が行なえることが特徴です。赤外線通信の業界標準化団体IrDA(Infrared Data Association、赤外線データ通信協会)において国際標準規格とされています。
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