アイシン・エィ・ダブリュ、基幹業務改善プロジェクトでウイングアークの「SVF」を採用  セキュリティ強化と情報共有を実現し、運用改善を実現

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下 ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、オートマチックトランスミッション(以下、A/T)専用メーカーとして世界No.1の地位を築いているアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(以下 アイシン・エィ・ダブリュ、本社:愛知県安城市、取締役社長:谷口孝男)が、生産準備、購買や会計などを中心とした基幹業務改善プロジェクト「ACTIVE21システム(※)」を推進するにあたり、高いセキュリティ環境で自由度の高い図面閲覧を実現するための帳票ツールとして、ウイングアーク テクノロジーズの「Super Visual Formade」(以下、SVF)を中心とした製品群を採用、導入されたことを、お知らせいたします。

 アイシン・エィ・ダブリュは、A/Tの製造にとどまらず、カーナビゲーションシステムの技術開発は高く認められワールドワイドでトップレベルの生産台数を誇っています。2001年当時、図面データや部品表など生産準備における情報が分断化されており、作業の効率化が難しい状況下にありました。そこで、同社は「ACTIVE21システム」を推進、新たにWebシステムによって仕事の流れを明確に把握できる仕組みを目指し、全社的な業務の根本的な改革を進めてきました。
 プロジェクトを進めるにあたり、車の実物大サイズ3A0、2A0版の図面の運用が課題とされるなか、2005年以降は情報セキュリティの強化や内部統制への対応が不可欠となり、図面を初めとする帳票運用の一元化への対応が必要不可欠とされていました。そこで部門間における縦割りの運用を解消する共通基盤を構築するため、ウイングアーク テクノロジーズの「SVF」を採用し、部門間の垣根を越えた自由度の高い図面閲覧環境を実現されました。

 「ACTIVE21システム」の構築にあたり、「SVF」が導入(採用)された理由は、以下の通りです。
・大型図面出力に応えるSVFの技術力
・帳票出力要求から5秒以内の閲覧要求に対応
・情報漏えいを抑制するPDFの持ち出し抑制機能

 製品の選定にあたり情報システム部ACTIVE21Gグループマネージャの下川氏は「図面は、業務上いつでも見られる状態にして活用する必要があります。とはいえ、故意の情報流出というリスクも想定しなければならない。見せたい一方で抑止しなければならないという、相反する手立てが必要で、当初からの課題のひとつでした」と語る。同社は、2007年11月「ACTIVE21システム」上での図面に持ち出し抑制機能を付加したPDFファイルの運用を開始し、海外拠点やサプライヤで広く活用されている。同社の基幹業務改善プロジェクトについて、情報システム部 部長 服部氏はこう語る「各部門の協力もあり、設計から生産までのプロセスを一気通貫で見られるようになりました」
 今後は、技術部の設計図や生産技術部の加工図の運用でも「ACTIVE21システム」を展開していく予定で、図面の一元運用管理のほか、蓄積されるデータをリアルタイムで可視化する運用を視野に業務の効率化を進めています。

 アイシン・エィ・ダブリュ様の導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
リンク

【補足】
注:「ACTIVE21システム」:Advanced system for Collaboration To Improve Value of Enterprise 21の略。次世代(21世紀)高度基幹情報システム。

また、11月28日「ウイングアーク・フォーラム2007in名古屋」が開催されます。アイシン・エィ・ダブリュ株式会社下川様より、【「ACTIVE21システムの情報セキュリティ」- 情報の共有と漏洩対策、相反する課題への挑戦 -】と題して、SVF導入事例について講演して頂きます。

「ウイングアーク・フォーラム2007in名古屋」詳細については下記をご参照ください。
お申し込みURL:リンク
名  称:ウイングアーク・フォーラム 2007 in 名古屋 帳票・BIから考える ITイノベーション
日  程:2007年11月28日(水) 13:00~17:30(開場12:00)
会  場:【愛知】ミッドランド スクエア
〒450-6205 名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
ミッドランド スクエア(豊田・毎日ビルディング)5F ミッドランドホール&会議室
TEL:052-527-8500
参 加 費:無料 事前登録制
主  催:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
お問合せ:ウイングアーク・フォーラム 2007 in 名古屋 事務局
Mail:regsales-marke@wingarc.co.jp

[アイシン・エィ・ダブリュ株式会社について]
リンク
社名:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
設立:1969年5月15日
所在地:愛知県安城市
事業内容:自動車用自動変速機(オートマチックトランスミッション:A/T)、A/T用電子部品、カーナビゲーションシステム、ハイブリッドシステム、電気自動車用モーター、空気清浄機などの開発・製造・販売。ITS、燃料電池などの新技術開発。

[ウイングアーク テクノロジーズについて] リンク
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化

[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:70億円(2007年2月期)
従業員数:146名(2007年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。

<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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