旭硝子特種玻璃（蘇州）有限公司、「eセールスマネージャー中国語版」導入、稼動開始

【導入の背景】
自動車用各種フロートガラス等の製造販売及び中国板ガラスビジネスの本社機能を担っている旭硝子特種玻璃では、中国市場での省エネルギーガラスの需要拡大に対応する為に2007年7月に営業拠点を大連、蘇州の2拠点から香港を含む7拠点に拡大し、営業人数を増加しました。
旭硝子特種玻璃は、以前からスケジュールや進捗などの情報共有による業務効率化を重要視しており、仕組みづくりに取り組んできましたが、全拠点の情報を効率的に共有し、マネージメントできるシステム導入が必要となり、ソフトブレーンが提案した「eセールスマネージャー」の導入が決定いたしました。

【採用理由】
（１）プロセスマネージメントを取り入れた人事評価の採用
旭硝子特種玻璃では、評価基準として、物件に対する進捗度合いを取り入れることを考えていました。そのため、結果に対する評価ではなく、プロセス評価が可能な「eセールスマネージャー」を採用しました。担当者が確実にプロセスを実行することで、組織的な営業力をアップし、結果に反映する体制づくりを目指しています。

（２）入力のしやすさ
「eセールスマネージャー」は、業務報告の際、プロセス毎に必要な情報を的確に収集することができます。会社や業務の特質に合わせて簡単に設定でき、プルダウン方式で入力できます。そのため、担当者に負担をかけず、正確な情報を収集し、分析することが可能です。

【期待する効果】
　経営戦略本部　桑野ディレクターは、「eセールスマネージャーは、属人的な感覚ではなく、事実に基づいて収集したデータを具体的な数字やグラフで見ることができるので、営業プロセスの早期改善につながると考えています。今まで以上に『注文が取れる』、『短期納品が可能になる』、『お客様に喜んでもらえる』、など具体的にビジネスという成果物に結びつけられる業務プロセス設計が可能になるのではと考えています。また、スケジュールや進捗の管理を行う上で担当者とのコミュニケーション手段の一つとしても活用していきたいと考えています。
まず、蘇州、香港、大連等の拠点で４０名の営業担当者が使用し、効果が得られれば、営業の現地法人があるシンガポールや東京本社にも導入できるよう提案できるのではと思います。中国ならではのマーケットの特徴や業務プロセスを見つけることができればと楽しみにしています。」とコメントされています。

以上

－　参考資料　－
■ソフトブレーンのeセールスマネージャー
個人プレーに依存し、結果だけを求める営業スタイルは結局良い結果が望めません。組織としての営業プロセスを設計し、プロセスを計測しながらマネージメントを行うことで結果をコントロールする営業スタイルが求められています。ｅセールスマネージャーはそんな先進的な営業スタイルのために、ビジネスプロセスマネージャーという汎用性の高いエンジンを適用して企業全体の効率改善に貢献するためのシステムです。設計コンセプトとして、文章入力に頼らない情報入力方式を採用し、携帯電話からも簡単に使えるようにし、入力コストを下げるだけでなく、情報の客観性と数字化も同時に実現します。また、マーケットも商品も組織も絶えず変化しているため、収集すべきデータと営業のプロセスも絶えず変化します。営業部署が簡単にDBや営業プロセスの設定と変更が行えるという高い柔軟性は、途中から合わなくなるという心配を不要にします。

■eセールスマネージャー中国語版
日本の国内SFAシェアNo.1のeセールスマネージャーの中国語版で、ソフトブレーンと軟脳軟件で共同開発いたしました。2005年5月から販売を開始し、すでに三十数社の日系企業や現地企業への導入実績があり、中国マーケットでも高い評価を受けています。

＜旭硝子特種玻璃（蘇州）有限公司について＞
事業内容：自動車用各種フロートガラス等の製造販売
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＜軟脳軟件（北京）有限公司について＞
事業内容：コンサルティングおよびサービスパッケージ販売、研究開発、オフショア開発、日中進出支援
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＜ソフトブレーン株式会社について＞
事業内容：非製造部門の業務支援ソフトウェア開発・販売及びコンサルティングサービスの提供
URL：リンク

*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。