通信ソフトの開発メーカーである株式会社インターコム(〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5反町ビル、TEL:03-3839-6231、資本金:8,400万円、社長 高橋 啓介)はこのほど、累計1万1千本の販売実績を誇るFAXサーバーソフト「まいと~く FAX Server」シリーズの最上位商品で、アナログ回線、INSネット1500、INSネット64に対応し最大72回線のFAX送受信が可能な、『商品名:まいと~く FAX Center(マイトーク ファックス センター)』を新開発、2008年1月に販売を開始する予定です。
なお、2007年11月15日、16日に池袋サンシャインシティ・文化会館で開催される「第8回 コールセンター / CRM デモ&コンファレンス 2007」に本商品を出展します。販売開始に先駆けて、商品のデモンストレーションなどを実施いたします(インターコムブース、2F 小間番号E-21)。
インターネットや電子メールが広く普及した今日でも、多くの企業では、見積書や受発注書などの重要書類の送受信やダイレクトメールを送る場合にFAXを利用しています。特に小売店や飲食店など、インターネット普及率がそれほど高くないといわれる取引先を抱える企業では、FAXは受発注業務に欠くことのできないツールになっています。また近年、個人情報保護法の制定によりFAXのセキュリティや誤送信防止など新たなFAX市場が創出されたり、あるいはFAXのペーパーレス化や送受信履歴の一元管理などエコロジーや情報管理の観点からもFAXサーバー導入のニーズが高まりを見せています。
今回発売する「まいと~く FAX Center」は、このような企業活動に欠かせない存在であるFAX送受信業務、特に大規模な回線数を利用する業務を大幅に効率化する、企業向けFAXサーバーソフトです。
本商品は、ERPや受発注、販売管理などの業務システムと特別なプログラミングを行わずに連携する仕組みを標準で備えています。連携機能の一つである「CSV送信機能」では、業務システム側でFAX番号などの宛先情報と送信する帳票の保存場所を指示したCSVファイルを出力するだけで、その指示内容に従って「まいと~く FAX Center」が自動で帳票を送信します。簡単な設定で、複数の宛先へ異なる帳票を同報するシステムを構築できます。また、「自動エクスポート機能」では、受信したFAXデータを業務システムが管理する場所(フォルダ)へ標準のファイル形式(TIFF、PDF)にて自動出力できます。また出力されたファイルをOCRシステムで自動処理するなど、業務システムへのデータの受け渡しを効率化できます。この2つの機能によりFAXの送受信双方で、業務システムとスムーズな連携が可能となります。さらに、オプションの「API(アプリケーション プログラム インターフェース)連携機能」を利用すれば、業務システムの一部品としてFAX機能を組み込むことができます。業務システムの受発注画面から帳票を直接FAX送受信することができますので日々の業務を効率化することが可能です。
また本商品は、FAXによるDM(ダイレクトメール)送信業務を、宛先データの読み込みや配信日時などを順番に設定するだけで自動化する「DM送信機能」を備えています。本商品では通信カードの追加により、「まいと~く FAX Server」シリーズでは最多となる最大72回線まで拡張できます。一度に大量のFAX送信を行う業務を大幅に効率化します。その他、FAX受取完了の通知を自動でお客様に返信する機能「自動返信機能」、受信したFAXをメールやFAX機に転送する「自動転送機能」など、日常のFAX送受信業務に便利な機能を備えています。
さらに、本商品はソフトウェアタイプのFAXサーバーでは国内初※1の自動リカバリー(復旧)機能を搭載し、高い耐障害性を備えています。「まいと~くFAX Center」が稼動するサーバー機に障害が発生した場合、あらかじめ用意した代替機が障害を起こしたサーバー機とまったく同じ状態を維持しており、そのまますべての機能を自動で引き継ぐことが可能です※2。万が一の際にも、システムを止めることなく、業務を継続させることが可能です。
企業の様々なニーズに対応する拡張性、安全性を備え、帳票作成/見積り/受発注/販売管理などの様々な業務システムの効率アップやコスト削減を実現する「まいと~く FAX Center」は、あらゆるビジネスを強力にサポートいたします。
※1 2007年10月現在 自社調べ
※2 オプション
■主な機能
●[API連携] APIを利用して業務システムと連携(オプション)
●[CSV送信] CSVファイル連携でFAX(帳票)を自動送信
●[自動エクスポート] 受信FAXをファイル出力して業務システムと連携
●[DM送信] ウィザード実行で大量FAXも簡単送信
●[自動返信] 受信FAXの受け取り通知
●[自動転送] 受信FAXの転送(メール、FAX)
●その他の機能
管理ツール/回線処理モニター/ログビューア/データ保存・復元ツール/回線検査ツール
「まいと~く FAX Center」の機能の詳細はこちらをご覧ください。
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■商品概要/販売スケジュール
<商品名>
まいと~く FAX Center(マイトーク ファックス センター)
<ラインナップと価格>
【基本パック(ソフトウェア+ハードウェア)】
・まいと~く FAX Center/4回線版
価格1,250,000円 (税込1,312,500円)
※4回線通信カード1枚付き
・まいと~く FAX Center/12回線版
価格2,500,000円 (税込2,625,000円)
※12回線通信カード1枚、12回線コネクタBOX1台付き
・まいと~く FAX Center/INS64×2ch版
価格1,300,000円 (税込1,365,000円)
※INS64通信カード1枚付き(アナログ4回線相当)
・まいと~く FAX Center/INS1500×1ch版
価格5,500,000円 (税込5,775,000円)
※INS1500通信カード1枚(アナログ23回線相当)、12回線通信カード2枚付き
【追加カード(ハードウェア)】
・まいと~く FAX Center/追加4回線
価格750,000円(税込787,500円)
・まいと~く FAX Center/追加12回線
価格2,000,000円(税込2,100,000円)
・まいと~く FAX Center/追加INS64×2ch
価格800,000円(税込840,000円)
・まいと~く FAX Center/追加INS1500×1ch
価格5,000,000円(税込5,250,000円)
【オプション(ソフトウェア)】
・まいと~く FAX Center 管理センター冗長化オプション
価格700,000円(税込735,000円)
・まいと~く FAX Center API連携キット(10インシデント付き)
価格300,000円(税込315,000円)
・まいと~く FAX Center API連携キット(インシデント無制限)
価格600,000円(税込630,000円)
その他年間保守サービスもご用意しております。
「まいと~く FAX Center」の商品ラインアップと価格の詳細はこちらをご覧ください。
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<販売開始>
2008年1月 販売開始予定
<販売予定>
初年度 2億円
<動作環境>
まいと~く FAX Centerは、管理センターとFAXサーバーで構成されます。
■管理センター/スタンバイ管理センター
OS:
日本語Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)/ 2003, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)
※32ビットバージョンのみ対応します。
コンピュータ本体:
PC/AT互換機(サーバー仕様)、Pentium 4 2.0GHz相当以上
メモリ:
2GB以上(推奨4GB以上)
ハードディスク:
80GB以上の空き容量(RAID 1、5を推奨)
※FAXの送受信数によって必要な空き容量が異なります。
ネットワーク:
Ethernet LAN(TCP/IP)
■FAX サーバー/スタンバイFAX サーバー
OS:
日本語Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)/2003, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)
※32ビットバージョンのみ対応します。
コンピュータ本体:
PC/AT互換機(サーバー仕様)、Pentium 4 2.0GHz相当以上
メモリ:
1GB以上
ハードディスク:
1GB以上の空き容量
ネットワーク:
Ethernet LAN(TCP/IP)
PCIバス:
搭載する通信カードの枚数分の空きスロットが必要
電話回線:
公衆回線 NTTアナログ回線/ISDN回線(INSネット64、INSネット1500)
※最大回線数は1FAXサーバー24回線。1システムでFAXサーバーを最大3台まで設置可能。
FAX:
最大通信速度:【スーパーG3】33.6Kbps/【G3】14.4Kbps、解像度:ノーマル(200×100dpi)/ファイン(200×200dpi)/スーパーファイン(200×400dpi)/ウルトラファイン(400×400dpi)、データ圧縮方式:MH/MR/MMR、エラー訂正方式:ECM、色:モノクロ
■管理ツール、ログビューア、回線処理モニター、DM送信ツール、回線検査ツール
OS:
日本語Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)/ 2003, Standard Edition(SP2)、 Enterprise Edition(SP2)/Windows XP Professional(SP2)
※32ビットバージョンのみ対応します。
コンピュータ本体:
PC/AT互換機、Pentium 4 2.0GHz相当以上
メモリ:
1GB以上
ハードディスク:
500MB以上の空き容量
ネットワーク:
Ethernet LAN(TCP/IP)
ディスプレイ:
XGA(1024×768)以上、HIGH COLOR(16ビット)以上
制限事項:
管理ツール、回線検査ツールは、管理者(Administrator)権限を持つユーザーでのみ使用できます。
<本商品に関する問い合わせ先>
株式会社インターコム
SMB事業部 パートナー営業部
TEL:03-3839-6340
お問い合わせフォーム:
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<本ニュースリリースに関する問い合わせ先>
株式会社インターコム
広報宣伝担当 池田 雅志、澤田 季治
TEL:03-3839-6775 E-mail:masashi@intercom.co.jp
<商品Webサイト>
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<商品写真データ>
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※interCOMは株式会社インターコムの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
※本商品の内容・仕様および画面デザインは、予告なく変更する場合があります。
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