データコア・ソフトウェア、株式会社ITコアとSANmelodyを使用した「TEV2008」で協業を開始

インフラ全体の仮想化が完了し、即運用可能なトータル仮想化ブレードシステムを発表

データコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ピーター・トンプソン、以下データコア)は、パートナー企業である株式会社ITコア(旧:株式会社IMJネットワーク)(以下ITコア)の「TEV2008」発売開始と共に協業を開始したことを発表いたします。

「TEV2008」は、データコアのSANmelodyを搭載したストレージサーバ、VMWare ESX Server を搭載したブレードサーバ、ITコアの仮想サーバホスティングサービスでの豊富な仮想化技術ノウハウと運用実績を組み合わせた『 トータル仮想化ブレードシステム 』です。
「TEV2008」は、ITコアが過去3年半、仮想サーバ・仮想ストレージを運用・提供し、培ってきた経験を全面的に生かし商品化に至りました。この商品は、仮想化商品の持つ導入・選定、運用ノウハウ取得の難しさを“運用・構築も含めて商品化すること”で一掃します。システム全体の仮想化が完了しており、事前の検証やサイジングが不要になります。また、それによって導入期間も1~2ヶ月と非常に短期になります。必要機能に応じて、四つのモデルから選択することで、より容易で、より最適な仮想インフラの導入が可能です。


モデルはソリューション別に四つあり、「モデルS:無停止運用+災害対策構成(最大VM数:75)」「モデルA:完全2重化の無停止運用構成(最大VM数:75)」「モデルB:VMレベルでの高可用性(V-Motion)構成(最大VM数:50)」「モデルC:小規模インフラのトータル仮想化(最大VM数:25)」となります。各ソリューションをモデル化することで、今まで少なかったSMB市場向けのエントリーパッケージから、災害対策も可能にする高機能パッケージまで、非常に幅広いリクエストへの対応が可能になりました。
「TEV2008」 詳細紹介ページ:リンク




株式会社ITコア 代表取締役 山田敏博様は本件について、こうコメントしています。
「VMwareとSANmelodyの組み合わせは、仮想化システム構築において非常に優れた解決方法です。機能・品質・性能・実績のあらゆる面において、とても完成度の高い仮想化ソリューションと言えるでしょう。弊社では仮想化ホスティングサービスシステムとして数年間の実運用を行ってきた経験により、その信頼性と運用ノウハウをお客様に提供できるという思いに至りました。そして今回新発売された小型のHPブレードシステムをベースに、トータル仮想化システムを「TEV2008」としてパッケージ化いたしました。既に十分実用化のレベルに達している仮想化技術の恩恵を是非多くの皆様方に享受していただきたいと思います。」



データコア・ソフトウェア株式会社 代表取締役社長ピーター・トンプソンは本件について、こうコメントしています。
「TEV2008は、データコアが提唱するTEVコンセプトの持つ特徴とメリットを最大限に採用した商品であり、まだ十分なノウハウのないユーザでも、サーバとストレージの仮想化による統合メリットを簡単に体験することが出来る商品です。ITコアは、三年半の仮想インフラによる商用サービスの運用実績とともに、仮想化について高いレベルの専門知識を持っています。ユーザは、苦労せずに仮想化によるコスト削減や生産性のメリットを実現するでしょう。データコアでは、「TEV2008」を歓迎するとともに、今後国内の仮想化市場の拡大に向けてITコアとの協業体制を強化していきます。」



今後、データコアではITコアのセミナー開催などを通じ、商品販売体制への協力を深め、仮想化市場の活性化、仮想化そのものの市場への浸透を図ります。




商品名で使用されている「TEV」について
現在、データコアが提唱している仮想化コンセプト「Total Enterprise Virtualization」の略称です。TEVでは、IAサーバとソフトウェアのみでインフラを構成し、インフラ全体を仮想化します。TEVを実現することにより、ハードウェアとシステムは限りなく分離され、インフラ仮想化本来のメリットである高い運用性・管理性を得ることができます。現在、仮想サーバ運用時に高頻度で使用されている外付ディスクアレイは、ハードウェア依存度が高く、導入コストの増大を招き、またパフォーマンス・柔軟性・信頼性など仮想サーバソフトウェアが持つ高い機能や柔軟性を低下させる恐れがあります。データコアのストレージ仮想化ソフト「SANmelody™」とサーバ仮想化ソフトウェアとを組み合わせる事で、ハードウェアとシステムを限りなく分離し、ハードウェアへの依存を最小にする事が可能になるのです。(TEV詳細解説ページ URL:リンク


SANmelodyについて
SANmelodyは、安価で実績豊富なストレージ仮想化ソフトウェアです。SANmelody&をインストールしたWindowsサーバは、ストレージ仮想化コントローラとして動作し、配下のストレージリソースを仮想化し、I/Oの制御を行います。Windowsサーバを利用する事で、自由な構成とオープンなストレージ環境を提供し、仮想化されたストレージ環境によって、シンプロビジョニング、筐体間ミラーリング、ディスクの高速複製、遠隔地へのミラーリングなどの多彩な機能をハードウェアに依存する事なく提供する事が可能になります。詳細については、こちらをご覧ください。リンク



株式会社ITコアについて
株式会社ITコアは、1998年3月の設立当初より行っているホスティングサービスのノウハウと、VMwareの仮想化技術を融合させたサーバホスティングサービス「GrowSrever」をはじめ、大量高速メール配信サービス「PostBlitz」、システム開発・サイト制作・運用/保守を行うWeb インテグレーションサービスといったITを基盤とした総合的なサービスを提供しています。仮想化技術においては草分け的な存在として、ノウハウを多く所有しています。また、独自の体制で技術者を教育し派遣する「IT人材サービス」も行っています。今後もITと時代の進化を見据えた、社会のニーズにマッチしたサービスを生み出す会社を目指します。



データコア・ソフトウェア株式会社について
データコア・ソフトウェア株式会社は、米国フロリダに本社をおくDataCore Software,Co.のアジアパシフィックHQとして2000年に日本に設立されました。システムの仮想化が著しく進んでいる今、「Total Enterprise Virtualization」というインフラ全体の仮想化をコンセプトとし、その一部であるストレージ仮想化ソフトウェアの販売・サポートを行っております。「Total Enterprise Virtualization」という仮想化モデルはIAサーバという汎用的なハードウェアをプラットフォームに使用し、ソフトウェアをインストールするだけで、インフラの様々な役割を担うことができます。したがって、インフラの価値や資産を、老朽化するハードウェアではなく、ソフトウェアに置くことが可能になります。データコア・ソフトウェアは、「Total Enterprise Virtualization」において、ストレージを有効に仮想化する唯一のソフトウェアを提供しております。



DataCore、DataCore ロゴ、Powered by DataCore、ROI Street Smarts、SANsymphony、SANmelody、SANmaestro、UpTempo、SANcentral、SANcollege および SANvantage は、DataCore Software Corporation の商標または登録商標です。ここで参照されるその他の DataCore 製品、サービス名、およびロゴは、DataCore Software Corporation の商標です。ここに記載されているその他すべての製品、サービス、および会社名は、各社の商標です

以上


【本件に関するお問い合わせ先】

データコア・ソフトウェア株式会社
松崎 香奈
TEL:03-5643-1671  FAX:03-5643-1672
E-mail : datacore-japan-sales@datacore.com

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]