2007年第1四半期に約3倍になる家庭向けデジタルゲートウェイ

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、2007年第1四半期の世界のブロードバンドCPE市場規模の総額は、前四半期から2%上昇して15億ドルとなったと報告する。

カリフォルニア州キャンベル、2007年6月6日
多くの地域でブロードバンド接続が増加し、2007年第1四半期の世界のブロードバンドCPE市場規模の総額は、前四半期から2%上昇して15億ドルとなったと、米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「ブロードバンドCPEと加入者:市場シェアと予測のクオータリーレポート」は報告している。

音声、データ、画像のパッケージサービスへの加入と、家庭内外のトラフィックを優先させるインテリジェントCPEへの需要を狙っているサービスプロバイダが、市場を牽引している。

「従来のモデムやブロードバンドゲートウェイも、ある程度はIAD、EMTA、家庭向けデジタルゲートウェイへの移行が続いている。これらの技術は全て、サービスプロバイダとケーブルMSOによるバンドルサービスの提供を実現するだけでなく、必要なトラフィックの優先順位付けを行ったり、ホームオートメーション、セキュリティ、メディアサービスに容易にセキュリティ機能を提供したりできる。これらの高価なデバイスが増加して、ベースラインモデムの価格が低下し、遅くとも予測期間の2010年までは世界のブロードバンドCPE収益は堅調だろう」とインフォネティクス社の調査アナリストJeff
Heynen氏は言う。

この調査レポートの主な調査項目を下記にあげる。

*世界の家庭向けデジタルゲートウェイの出荷台数は2007年第1四半期に約3倍となる。
*DSL IAD、EMTA、VTA、家庭向けデジタルゲートウェイ、統合VTA機能付きブロードバンドルーターなどの音声CPEの世界市場の収益は、2007年第1四半期に前四半期比13%下降したが、1年前からは26%上昇した。
*ブロードバンドCPE市場のトップはThomsonで、収益シェアは10%だった。2位以降は、Linksys、Arris、Motorolaと続いている。
*家庭向けデジタルゲートウェイ市場の収益シェアのトップはActiontecで、後にThomsonと2Wireが続いている。

インフォネティクス社の調査レポート「ブロードバンドCPEと加入者:市場シェアと予測のクオータリーレポート」は、ブロードバンドCPEの世界と地域別の予測、市場規模、DSLとケーブルCPE(モデム、ゲートウェイ、IAD、EMTA)、ボイスターミナルアダプタ(VTA)、有線および無線ブロードバンドルータ、レジデンシャルゲートウェイ(ブロードバンド、マルチサービス、家庭向けデジタルゲートウェイ)の市場シェアを提供している。

調査を行った企業は、2Wire、Actiontec、Arris、AVM、Buffalo、D-Link、Foxconn、Gemtek、Huawei、Linksys、Motorola、NETGEAR、SAFRAN、Scientific Atlanta、Siemens、SMC、Sumitomo、 Thomson、Westell、Zhone (Paradyne)、ZTE、ZyXELなどである。



◆調査レポート
ブロードバンドCPEと加入者:市場シェアと予測のクオータリーレポート
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