仮想化ソフトVirtuozzoを中核とした「仮想化/バックアップ統合ソリューション」を販売開始

株式会社プロトン 2007年06月06日 00時00分

株式会社プロトン(東京都新宿区、代表取締役社長:二瓶孝二)は、SWsoft株式会社(東京都中央区、代表取締役:マシュー・エドモンド)と代理店契約を締結し、同社のOS仮想化ソフト「Virtuozzo」と、プロトンが国内総代理店として販売しているバックアップソフト「Acronis True Image Server」等を組み合わせた「仮想化/バックアップ統合ソリューション」の販売を5月30日より開始します。

「仮想化/バックアップ統合ソリューション」は、数々の賞を受賞し全世界の1万台以上のサーバで利用されているOS仮想化ソフト「Virtuozzo」を中心に、高速なバックアップ・リカバリを実現する「Acronis True Image Server」、デュアルコア インテルXeon プロセッサーを搭載したNEC製高性能サーバ「Express5800/120Li」、シリアルATA II HDDを搭載したNEC製タワー型NAS「IStorage NS46P」などで構成された低価格で効率の良いサーバ仮想化環境を構築できるソリューションです。業種・業務を問わず、ITインフラストラクチャのリソースを最大限に利用したい企業にとって最適なソリューションで、価格は仮想化ソフト、バックアップソフト、サーバ、NAS、サーバOS、サポート等の構成で260万円からです。


サーバの価格低下を背景に、企業では部門単位やアプリケーションごとにサーバを設置するケースが増えています。これにより増加・分散したサーバの運用管理は複雑になり、企業にとって今後ますます重い負荷になっていくと言われています。また導入コストは下がっても、逆に複雑化してしまったシステムにかかる大きな運用コストも問題になっています。この複雑化したサーバ運用管理の解決策として、サーバの仮想化がありますが、単純に仮想化を行うだけでは無秩序に増えてしまったOSの増加・拡散に対しての解決とはならず、真の運用管理の軽減にはつながりません。


「仮想化/バックアップ統合ソリューション」の中核を担うVirtuozzoは、1つの物理サーバとOSインスタンス上に仮想環境と呼ばれる独立したパーティションを作成することでOSそのものを仮想化します。ハードウェアをエミュレートすることで複数のOS・アプリケーションを稼動させる他の仮想化ソフトに対して、irtuozzoは物理サーバ上のOSに対して仮想アクセスできる環境を提供するのが特徴です。 複数の仮想環境が1つのOSカーネルを共有でき、1つのカーネルしか動作しないため、ハードウェアや運用コス
トが抑えられます。また1つの物理サーバ上に数百もの仮想環境を作成できるため、物理サーバの数も減らすことができます。


物理サーバのバックアップイメージを作成するAcronis True Image Serverは、Acronisの独自機能によりOSが起動したオンライン状態でのバックアップが可能です。サーバが稼動中でもシステムを停止させることなく、OS、アプリケーション、各種設定を含めたディスクやパーティション全体をイメージとして迅速にバックアップします。
VirtuozzoとAcronis True Image Serverの連携で仮想環境上に効率的にサーバを統合でき、増加したサーバの運用管理費・保守費用等を大幅に削減します。


本発表にあたり、SWsoft株式会社より、以下のコメントをいただいています。


「プロトンとのVAR契約の締結を歓迎いたします。これにより、両社の関係を一層緊密にするとともに、お客様に役立つVirtuozzoによる仮想化ソリューションを今後ますます発展させていきたいと願っております。」
SWsoft株式会社 エグゼクティブ・ディレクタ 土居 昌博様


プロトンでは、今後もエンタープライズ市場における仮想化環境の導入を促進し、お客様のIT運用コスト削減とシステムの効率化に貢献するソリューションを提供して参ります。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]