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2010年までにモバイル端末の20%に短距離無線通信技術が搭載

米国調査会社ABIリサーチは、無線オペレータが端末にNFCを搭載することの利益と、市場でNFC対応の端末の数が増加する理由を記載している

ロンドン、2007年4月11日
米国調査会社ABIリサーチは短距離無線通信技術市場に関する最新分析で、2012年までに世界のモバイル端末市場の20%超である約2億9200万の端末にNFCが組込まれて出荷されるだろうと予測している。主要な規格とオペレータの試行によって、最初の本格的な導入の基盤が出来上がるため、NFC技術にとって2007年は重要な年となる。

「携帯電話にNFCが搭載されれば、電話を振りかざすだけで多くの重要なタスクを早く、容易に実行できる」とシニアアナリストのJonathan Collins氏は言う。「支払い、ドアの開錠、コンテンツのダウンロード、無線ネットワークなどの様々なアプリケーションの設定が、NFC端末によって可能になる。」

当初、端末へのNFCの導入はその機能と柔軟性によって増加したが、収益を生む複数のNFCアプリケーションのサポートに必要なエコシステムが複雑なことから、現在市場は停滞気味である。

ABIリサーチは、無線オペレータが最新端末にNFCを搭載すれば、確実に利益を得ると確信できるまでは、NFCは端末市場に普及しないと予測している。「世界の有力なモバイル端末の購入者であるモバイルオペレータは、いわば新しい端末に搭載されるNFCを見張る門番である」とCollins氏は言う。「それらの端末に費やされた投資額が十分に回収されるまで、NFCはマス市場に発展しない。」

NFCの利用方法が簡単であることは、既に類似の技術が導入されている非接触支払い、チケット発行やアクセスコントロール技術で実証されている。だが各端末にNFCアプリケーションを実装したり、同アプリケーションを管理したりするために必要な企業間の連携を築く際に、複数のアプリケーションのNFCによって複雑な相互運用性に関する課題が多く発生する。特にカード発行者や、交通機関の非接触発券を行うプロバイダとモバイルオペレータの間でNFCに関する連携が成功するかどうかによって、いつどのように端末にNFCが導入されたり、消費者がそれらの端末を購入したりするかが決まる。

ABIリサーチの調査レポート「短距離無線通信技術市場:モバイルペイメント、コンテンツ、アクセスにおける非接触技術の活用 - Near Field Communications (NFC) Leveraging Contactless for Mobile Payments, Content and Access」は、無線オペレータが最新端末にNFCを搭載することによって利益を得ると確信する理由と、市場でNFC対応の端末の数が増加するとNFCアプリケーションの導入が促進される理由を記載している。また、デバイスとチップセットの出荷台数と収益を含む予測を行っている。この調査レポートは、「モバイルコマースと非接触商取引年間リサーチサービス」、「モバイルデバイス年間リサーチサービス」、「短距離無線年間リサーチサービス」の一環として提供されている。


◆調査レポート
短距離無線通信技術市場:モバイルペイメント、コンテンツ、アクセスにおける非接触技術の活用
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◆米国 ABI リサーチについて
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