三菱総研グループのエム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社は、Invention Machine社がリリースするTRIZソフト日本語版最新バージョンの取扱いを開始。
■技術的問題解決支援ツール日本語版 最新バージョンリリース■
三菱総合研究所グループのエム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社は、技術問題解決支援ツールのGoldfire Innovator TM日本語版の最新バージョン(Ver. 3.1.1J)の取り扱いを2007年4月6日に開始した。
今回のバージョンアップでは、
● 日本語による因果関係の検索
● 日本語によるクロスランゲージ検索
● 日本語検索の同義語およびオントロジー対応
● 問題点に対応する日本語クエリー自動生成の改良
● ソフトウェア発明原理、システム進化パターンの表記改良
● 日本語意味検索エンジンの改良
等の機能の追加や改良が行われた。
既存機能である、
● 根本原因分析
● 拡張FMEA
● 日本語意味解析エンジン
● オントロジーベース検索(英文のみ)
● 因果検索(英文のみ)
● 照応関係解釈(英文のみ)
と合わせ、技術問題解決の強力な支援をしてくれる。
Goldfire Innovator TM日本語版は、従来から搭載のTRIZ(トゥリーズ)とVE(バリューエンジニアリング)の手法をベースとして戦略的問題解決のプロセスを提供する。また、日本語意味論検索エンジンが実装されており、企業内外の電子ファイルやサイトを自然言語で索引付けのうえ検索し、各種調査業務の時間短縮、効率化を図れる。これらの活用によりアイデアをコンセプトにする時間を2ヵ月から2時間へ減らしたユーザーも存在する。
Goldfire Innovator TMは、製造業をはじめとする研究、設計、開発、知財の各部門で世界的に利用されており、日本語版の本体価格は320万円、別途年間保守購読費がかかる(2007年4月現在)。
◆このリリースに関するお問合せ先
エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社 <三菱総研グループ>
ソフトウェア事業センター 知識創造システムチーム
水野栄一 E-mail:mizuno@mri-ra.co.jp、TEL:03-3277-0581
●TRIZ(トウリーズ):「発明的問題解決理論」のロシア語表現の頭文字。
●日本語によるクロスランゲージ検索:ここでは、日本語のクエリー入力により、英語の文書を検索できる機能を意味します。
●オントロジー対応:ここでは、検索において、ある語の上位概念・下位概念に対応する語を扱えることを意味します。
●FMEA:故障モード効果分析(Failure Mode Effect Analysis)
●因果検索:原因とその結果の関係を検索すること。
●照応関係解釈:ここでは、代名詞の指示する語を特定することを意味します。
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