オンライン音楽とビデオの新しい配信チャネルが、音楽業界やビデオ業界に重大な影響を与え始めていると米国調査会社インスタット社は報告する。デジタル音楽のオンライン販売は、2005年の4%から増加し、2006年には世界の音楽市場の6%を占めた。 2011年までには、デジタル音楽のオンライン販売は世界のすべての音楽販売の26%を占めるだろう。
「すでにインターネットは音楽配信に必要不可欠なチャネルとなっている。そして、YouTube、MySpaceなどのソーシャルネットワークサイトは、デジタルコンテンツ消費の新しい正統なチャネルとして、非常に大きな潜在力を示し始めている。その結果、消費者はこれまで以上に多くの方法によるデジタルコンテンツへのアクセスを欲している」と、インスタット社のアナリストStephanie Ethier氏は言う。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ インスタット社の最新の第1次調査によれば、主に北米の回答者の74%が、2006年に音楽をダウンロードしている。2005年の48%からかなり増加している
■ デジタル著作権侵害は、特に米国外のコンテンツ所有者とオンラインサービスプロバイダにとって大きな課題である
■ モバイル音楽の成長が、オンライン音楽市場に重要な意味を持つとインスタット社は考えている
インスタット社の調査レポート「オンライン音楽配信とオンライン動画配信:新たなチャネル - Online Music and Video: New Distribution Channels Emerge」は、オンライン音楽配信とオンライン動画配信の市場を調査している。この調査レポートは主に、北米の消費者の消費行動や、オンライイン音楽のオンラインビデオの選択に関する第1次調査によるものである。また、オンライン販売による音楽メディアの販売(物理メディア)、ダウンロードや加入購読による収益などの世界のオンライン音楽市場の情報を地域毎に提供している。携帯電話の全曲ダウンロードについても予測している。
[調査レポート]
オンライン音楽配信とオンライン動画配信:新たなチャネル
Online Music and Video: New Distribution Channels Emerge
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