米Open Country社、Linux管理ソフトウェアスィート 「OCM 3.1」で高性能Intel Itanium 2プロセッサをサポート

「LinuxWorld Expo/Tokyo 2006」に出展し、日本市場で販売開始

Open Country 2006年05月31日 10時00分

次世代システム管理ソフトウェアを提供する米Open Country (オープンカントリー、本社:カリフォルニア州ベルモント)は、「OCM(TM) 3.1 Universal Linux System Management Suite」(以下OCM 3.1)がインテル(R) Itanium(R) 2プロセッサ製品をサポートすることを発表します。

また、5月31日(水)~6月2日(金) 東京ビックサイトにて開催される「LinuxWorld Expo/Tokyo 2006」にて展示・デモンストレーションし、日本市場における販売活動を開始いたします。
OCM 3.1のユーザは、Itanium 2プラットフォームの高い性能により、すべてのLinuxベースのITシステムを、さらに効率的かつ集中的に管理することができるようになりました。

Open CountryのOCMスイート製品は、Red Hat、Novell、Debian、Asianux、CS2C、Red Flag、TurboLinux、Co-Create、MIRACLE LINUX、Haansoftなどを含む非常に多くのLinuxディストリビューションに対応していますが、OCM 3.1のItanium 2対応として、当初は、Red Hat Enterprise Linux 4.2をサポートする予定です。

OCMスイートは“solve a problem once”という考え方に基づいており、ユーザは、システム管理において、1台のサーバから各スタックの管理を設定して複数のシステムに応用することができ、プロビジョニングやパッチアップデートの配布、その他システム管理作業にかかわる費用を大幅に削減しながら、ITスタッフの作業効率が目覚しく向上します。
また、OCM 3.1では、SOX法 (Sarbanes Oxley)、HIPPA、ならびに ITILをはじめとするコンプライアンスへの対応を促進する新しいレポート機能を追加しており、この価値をさらに高めています。

Open Country は、インテル社の「Intel Early Access Program」に参加することで、Itanium 2プロセッサのサポートを実現しています。インテル社が提供する外部開発パートナ向けに提供する「Early Accessプログラム」により、インテル社の最新技術を低コストで入手することができ、エンジニアリングサポート、アプリケーションテスト、インテル社によるマーケティングサポート、ならびにその他のサービスを利用し、Itaniumベースのアーキテクチャを利用する最先端のアプリケーション開発を促進することができます。

Open Country のPresident 兼CEOであるMichael Groveは次のようにコメントしています。
「Open Countryは、Linux管理スイートのOCMで、もっとも幅広く、さまざまなプラットフォームやディストリビューションを包括的にサポートすることをコミットしています。今回、OCM 3.1でItanium 2プロセッサをサポートすることも、そのひとつです。われわれのお客様は、OCM 3.1により、現在稼働しているシステム、ならびに今後導入するシステムを確実に管理できるようになります。」

インテルItanium 2プロセッサは、データ負荷の高い処理用に特別に設計されており、Linuxサーバ環境を運用している企業に最適です。Itanium 2プロセッサは、EPIC (Explicitly Parallel Instruction Computing)技術や、オープンな業界標準に基づいており、GLOBAL100の4分の3以上の企業を含み、世界中で7万のデータセンタに導入されています。

Itanium Solutions Alliance のPresident であるRobin Drummond氏は、次のようにコメントしています。
「Open Countryは、Itanium 2ベースのプラットフォームをサポートすることにより、Linuxを導入する企業を支援するための同社のビジョンを実現しました。Open Countryの発表は、業界をリードする企業向けアプリケーションをItaniumプラットフォーム用に最適化する取り組みを継続することを強調しています。デュアルコア Intel (R) Itanium (R) (開発コード名はMontecito)プロセッサベースのソリューションが今夏に提供開始されることで、Itaniumソリューションのエコシステムの可能性がさらに拡大されるでしょう。」

OCM Universal Linux Management により、Linuxシステムを異なる場所に分散導入した企業は、ハードウェア/ソフトウェア資産の全体状況を容易に把握することができ、インストールやアップデートを追跡記録し、セキュリティパッチの適用、繰り返しが多い煩雑な管理業務を簡単にし、さらに、コンピュティングニーズの変化に効率的に対応可能です。OCMによるソリューションは、拡張性、柔軟性、フォールト・レジリエンス(障害の復元性)、ならびにもっともミッションクリティカルなシステム管理に必要とされる安全な接続性を提供します。


…………………………………………………………
「LinuxWorld Expo/Tokyo 2006」
…………………………………………………………
◆ 会期:2006年5月31日(水)~6月2日(金)
◆ 会場:東京ビックサイト

◆ OCM出展ブース
  - Open Country:ブース NO.511
- Itanium Solutions Alliance:ブース NO.510

___________________________
■OCM Universal Linux System Management Suiteについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
OCM Universal Linux System Management Suite Open Country(OCM) は、Linuxサーバ、ブレード、デスクトップおよびアプライアンスのすべてを管理できる統合プラットフォームです。
OCMを使うことで、プロビジョニング、アップデート、バックアップなど、時間のかかるルーティンワークを自動化することができます。管理画面はWebベースで、膨大な作業を簡素化、高速化でき、管理者にとってもっとも大切な時間を有効活用可能になります。OCM独自のアーキテクチャにより、会社全体にわたる何百、何千ものシステムの管理も、5台程度のサーバ管理と同等の作業量で行うことができます。他の管理ツールとの大きな違いは、業界最多のLinuxディストリビューションに対応している点で、ユーザに幅広い選択肢を提供します。

OCMは、Linux導入・管理の以下のような悩みを解消します。
・ベアメタルプロビジョニング
 複数枚にわたるCDの入れ替え不要で、Linux OSをリモートから新規にインストール

・バージョン管理
 異なるLinux OSの種類とバージョンを一元管理

・バックアップ/リカバリ
 ファイル単位のリポジトリで管理
 ノード移植やディスク交換をリモートから実行可能

・パッチの管理・適用
 新規パッチリリースをモニターし、複数ノードに瞬時にリモート適用

・アプリケーション管理
 ノードごとに異なるアプリケーションも一元管理

・スケジューリング管理
 複数ノードの運用を自動化し、作業スケジュールを管理

・スタック管理
 パッチ、アプリケーション、ファイルをスタックで管理

・ノードのモニタリング
 各ノードのCPU、メモリ、ディスクの稼働状況をリアルタイムにリモートで監視

……………………………
※OCMの日本語チュートリアルを以下でご覧いただけます。
リンク
……………………………
※OCM 3.1のデータシート(英文)は以下でご覧いただけます。
リンク
……………………………
※インテルItanium 2プロセッサのサポートに関する同プレスリリースは、米国でも同
時発表しています。
英文プレスリリースは以下でご覧いただけます。
リンク

_______________
■Open Countryについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リンク
Open Country は、Linuxサーバ、ブレード、デスクトップおよびアプライアンス向けに、システムプロビジョニング、管理、モニタリング、ディザスタリカバリ、およびサポートのための統合ソフトウェアを提供することにより、企業のIT部門、マネージドサービスプロバイダ、OEMベンダ、およびシステムインテグレータのIT基盤管理を支援します。
ITコストの大半は、企業内での問題解決の繰り返しに費やされています。Open Countryの製品により、IT管理者は、問題を解決するのは1回だけで、そのソリューションを全社的に効率的に利用することが可能です。
Open CountryのOCM Universal Systems Management Suiteは、業界でもっとも多くのLinuxディストリビューションをサポートしています。1つのソフトウェアプラットフォームに限定するような、いわゆる”ベンダーロックイン”を避けることで、Open CountryのOCMは、ユーザ企業が、自社を強化するために、最善、かつもっともコスト効率の高いオプションを選択できるようにしています。
Open Countryの本社は、米カリフォルニア州ベルモントにあります。


━[報道関係者/ 読者 お問い合わせ先]━
Open Country 日本オフィス 担当:松波
Email:japan@opencountry.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このプレスリリースの付帯情報

ノードの管理画面

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]