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カー用品業界大手のオートバックスのECサイト分析に「OpenOLAP」導入

One-to-Oneマーケティング用の次期システムを検証するプロトタイプに最適と評価

株式会社アイエイエフコンサルティング(以下 アイエイエフコンサルティング)は、オートバックス、スーパーオートバックスなどをフランチャイズ展開するカー用品業界大手の株式会社オートバックスセブン(以下 オートバックス、本社:東京都江東区豊洲、代表取締役CEO:住野 公一、資本金:319億5,870万円)がOne-to-Oneマーケティング用の次期システムのプロトタイプを検証するために、アイエイエフコンサルティングの開発したオープンソースのOLAPツール「OpenOLAP」を導入したことを、お知らせします。

オートバックスは、顧客満足度の向上、来店率の改善などを目的として、これまで「Webログ解析ツール」を使用してECサイト「autobacs.com」(リンク)から得られるWebログの解析を行ってきましたが、これまでの解析結果を踏まえ、効果的なOne-to-Oneマーケティングを実践できる次期システムのプロトタイプの検証作業には、大きな投資を必要とせず、しかもカスタマイズすることで様々な角度からの検証が容易に行えるオープンソースの「OpenOLAP」が有効と判断し、導入を決めました。

6ヶ月の準備・開発期間を経て2005年10月からテスト運用を開始、その後「OpenOLAP」についてのスキルトランスファーを実施したことで、有効なレポート作成・レポート更新が自前で行えるようになったことから、2005年12月、本格運用開始となりました。
これにより、ECサイトに蓄積される会員プロファイル、売上、車検申し込み、商品などのデータは、「OpenOLAP」で分析され、月次の販売状況レポートの出力はもとより、会員構成の変化や特価品の売れ行きといったマーケティング調査、プロモーション実施後の訪問状況の効果測定などに生かされることになります。


オートバックスは、「autobacs.com」内で、カー用品や店舗情報、イベントキャンペーンなどの多種多様な情報の中から、アクセスしてきたユーザーが必要とする情報を提示、即座に探し出せるようにするなど、One-to-Oneマーケティングを試みていました。その過程において、既存の「Webログ解析ツール」を使ってログを解析したところ、1)Webページに掲載する商品情報をピックアップする際の決め手となるビジネスルールを確立すること、2)Webサイトのユーザ数やアクセス数が増加傾向にある中で、サーバ負荷を抑制してWebシステム全体への影響をなくすこと、が必要であることがわかり、その対策を検討していました。

一方のアイエイエフコンサルティングは、有効活用されていないCRMシステムのユーザーに対するコンサルティング活動で大きな成果を挙げ、営業活動を強化しようとしていたところ、取引先からオートバックスを紹介され、One-to-Oneマーケティングを実践するシステムのコンサルティングを打診し、試験的にServer負荷を軽減する検証作業に取り組むことになりました。そのサーバ負荷の最適化を無事に成功させたことから、引き続き当初の目的だったOne-to-Oneマーケティングを実践できるシステムの構築に取り組み、サイトの現状分析を実施することになりました。すでに行っていたWebログ解析の結果から、アクセスユーザーが必要とする商品情報をピックアップするためには、正確なビジネスルールの作成が必要なことがわかっており、それが可能なツールとして、OLAPツールが候補に挙がりました。ただ、この段階は、次期システムのプロトタイプを検証するツールの選定段階であり、検証以後も継続して使用することが確定できないことから、大きなコストがかからず、必要に応じてカスタマイズが容易に行える、オープンソースのOLAPツール「OpenOLAP」を導入することになりました。

オートバックスでは、「OpenOLAP」を使用して、会員プロファイル、売上、車検問い合わせ、商品などのデータを分析し、月次の販売状況レポートの出力、会員構成の変化や特価品の売れ行きなどに関するマーケティング調査、プロモーション実施前後の訪問状況による効果測定に生かすことにしています。今後は、導入以前と比較して「ユーザーに関する有益なマーケティング分析結果が得られる」、「ECサイトから店舗への誘導が可能になり、店舗の売り上げ増につながる」などの効果を期待しています。

以 上

■「OpenOLAP」について
OLAPツールは、企業の顧客データや販売データなどの蓄積された大量のデータを様々な角度から検索・集計して問題点や解決策を発見し、経営や営業活動の効率の向上を図るためのツールで、「OpenOLAP」は、今まで商用製品でのみ提供されていたOLAPツールの機能を初めてオープンソースソフトウエアとして実現しました。

「OpenOLAP」は、情報処理振興事業協会(IPA)のオープンソースソフトウェア活用基盤整備事業の支援を受けてアイエイエフコンサルティングが開発しました。2004年2月28日の公開以来、共同開発環境サイト(リンク)から約6,000件のダウンロード実績があります。アイエイエフコンサルティングではさらに、昨年IPAが公募した2004年度第1回オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業に「OpenOLAPの機能拡張プロジェクト」で採択されたことを期に、「OpenOLAPリリース2.0」を開発、2005年2月28日に公開しました。

「OpenOLAP」の動作環境としては、オペレーティングシステムとして「Linux」、Web/アプリケーション・サーバーとして「Apache」「Tomcat」、データベース管理システムとして「PostgreSQL」を使用しています。これらは全て、広く普及した既存のオープンソースソフトウエアであるため、ユーザー及びITサービス企業は、完全なオープンソースソフトウエア環境で、企業データ分析システムを構築することが可能になりました。

※ 「OpenOLAP」のダウンロードや技術的問合せについては、(リンク)をご覧下さい。

■株式会社オートバックスセブン、(リンク )について
1947年に設立され、オートバックスグループ(カー用品卸・小売)のフランチャイズ展開を行っている企業です。
創業:1947年2月(昭和22年2月)
本社所在地:東京都江東区豊洲五丁目6番52号 (ISTビル)
事業内容:カー用品の卸、小売り、取り付けおよびオートバックスグループ店舗のフランチャイズ展開
資本金:319億5,870万円(平成17年3月31日現在)
決算期:本決算3月末日、中間決算9月末日
従業員数:4,023人(連結/平成17年3月31日現在)
売上高:連結2,267億7,900万円(平成17年3月期)、単体1,941億9,500万円(平成17年3月期)
上場証券取引所:大阪証券取引所、東京証券取引所、ロンドン証券取引所

■株式会社アイエイエフコンサルティング(リンク )について
1998年に設立されたデータウエアハウス、データ分析専門の独立系コンサルティング会社です。金融、通信、製造、流通、サービスなど多岐にわたる業種のデータウエアハウス、データ分析アプリケーション構築プロジェクトに参画し、システム分析・設計・導入から運用までをトータルにサポートしています。また、メディアへの寄稿、セミナー講演などを通じてデータウエアハウス、ビジネスインテリジェンスの普及、啓蒙活動を実施しています。

文中の企業名、製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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