イーシステムが、Red Hat Enterprise Linuxに対応した 統合システム開発ツール『Team Developer2005J for Linux』を出荷開始

更なる機能強化に加え WindowsとLinuxでのクロスプラットフォーム開発を実現

イーシステム株式会社(本社:東京都港区港南2-15-2、代表取締役社長:渡辺博文)は、米国グプタ・テクノロジー社の統合システム開発ツールであるTeam Developerの新バージョン『Team Developer 2005J for Linux』の出荷を開始することを発表いたします。

イーシステムは1994年以降、米国Gupta Technologies, LLC,社の統合システム開発ツールであるTeam Developerを国内で販売してきました。
今回、新たに発売されるTeam Developer 2005J for Linuxと、既に発売されているTeam Developer 2005J for Windowsを組み合わせる事により、クロスプラットフォーム開発(1つのソースプログラムからWindows用のシステムとLinux用のシステムを開発する事)が可能になります。既にTeam Developerで開発したWindows用のシステムは、Team Developer 2005J for Linuxで再コンパイルするだけで、Linux用のシステムとして稼動させる事ができます。

イーシステムは、今回のTeam Developer 2005J for Linuxの出荷により、新たにLinux市場の開拓、サポート体制を強化するだけではなく、この11年間に培ってきたシステム開発のノウハウをベースに、コンサルティングサービスおよびシステム開発サービスの体制も強化します。また、同製品はRed Hat Enterprise Linuxに対応しており、これらのサービスを担当する技術者全員がレッドハット認定資格(Red Hat Certified Engineer(RHCE)/Red Hat Certified Technician(RHCT))を今後取得し、お客様にご満足いただける品質の高いサービス事業を展開してまいります。また、イーシステムは、レッドハット株式会社様のISVパートナープログラムに参加し、Linux市場を開拓する為の告知活動、販売活動、セミナーの開催、イベントの参加、雑誌記事などのマーケティング活動を協力して行っていく計画です。

今回のTeam Developer 2005J for Linuxの出荷に際して、レッドハット株式会社 代表取締役社長 藤田 祐治 氏より次のようにコメントをいただきました。
「レッドハットは、統合システム開発ツールであるTeam Developerの新バージョン『Team Developer 2005J for Linux』の出荷開始を歓迎いたします。米国Gupta社の「Team Developer 2005」は米国においてすでにRed Hat Readyのアプリケーションとして認定されております。日本においても、資産の活用や生産性の向上に資する本製品が出荷されることは、Linux市場への新たな追い風となることでしょう。今後レッドハットは、イーシステムと協業し、オープンソースおよびLinux市場の発展に貢献してまいります。」

Team Developer 2005Jで強化された主な機能は次の通りです。

1.クロスプラットフォーム開発と実行環境
クロスプラットフォームを実現した事により、システムの開発環境と実行環境をWindowsとLinux間で自由に選択することができます。また、既にTeam Developerで開発したWindowsシステムは、再コンパイルするだけでLinuxシステムとして稼動させる事ができます。さらに、開発手法やノウハウは、Windows版とLinux版で共通して使う事ができますので過去の資産が無駄になりません。

2.システム開発の生産性をさらに向上させます
Team Developerは、世界中で企業の基幹業務システムの開発に採用されています。これは、JavaやVisual Basicなどの他の開発言語と比較すると、平均して約40%の開発工数の削減が可能であり、メンテナンス性や拡張性に優れている証拠です。新バージョンのTeam Developer 2005Jでは、プログラミングを支援する『アクティブコーディングアシスタント』やデバッグ機能が強化され、より大きな生産力を提供することができます。

3.ソースコードの上位互換性
Team Developerは、常に次世代のプラットフォームへ容易に移行できる環境を提供することで、企業の知的財産であるソースコードを保守してきました。多くの企業では、当初16ビット環境のSQLWindowsで開発した基幹業務システムを、32ビット環境のTeam Developerに迅速かつ容易に移行して運用しています。旧バージョンとの互換性を保つ事により、ソースコードの有効利用を可能にしています。

4.その他の強化された機能
・ソースコード内の文字列検索/置換機能
・データベースに対するOLE DB接続
・帳票ツールのReport Builder
 など


*Red HatならびにShadow Manロゴは米国およびその他の国でRed Hat, Inc.の登録商標若しくは商標です。
*LinuxはLinus Tovaldsの商標です。


■ 報道関係からのお問い合わせ先は以下の担当へお願いいたします。
イーシステム株式会社/グプタ事業部 芝 国雄
電話:03-5781-8711 E-mail:gupta@e-system.co.jp

用語解説

<イーシステムについて>
イーシステムは、企業のCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)実現のための戦略策定・プロセス改革・システム構築・運用を支援するソリューションベンダーです。企業とその収益の源泉である顧客との関係をより深く、継続的なものにすることで収益の最大化をめざし、経営革新を続ける企業を総合的に支援します。シティバンクやGE キャピタル、バイエル薬品等、数多くの企業における豊富な経験と実績に基づき、多種多様な業種、事業形態に最適なシステムとアプリケーションを提案します。

<Gupta Technologies, LLC,について>
グプタ・テクノロジー社は、エンタープライズ・システム開発ツールと、セキュアで組み込みも可能なほどコンパクトなデータベースのベンダーです。1984年にウマング・グプタ氏によって設立されて以来、グプタ社の製品は、世界中の何百万もの人々によって、あらゆる場所で使われています。パワフルで信頼性が高く、セキュアでコンパクトなリレーショナルデータベースの『SQLBase』と、高速列車の運行管理システムやオンライン・バンキング・システムなどの基幹業務システムから、人材管理や町の薬局のシステムまで、あらゆるシステム開発に利用できるTeam Developerを世界中のエンジニアに提供します。

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