SILICON LABORATORIES、業界最小のハイパフォーマンス GSM/GPRSクアッドバンド トランシーバを発表

米国SILICON LABORATORIES 2004年06月10日 10時51分

-- Aero(TM) II トランシーバでデザインの単純化と BOM の削減を実現 --

 テキサス州オースティン - 米国時間2004 年 6 月 7 日 - Silicon Laboratories Inc.(Nasdaq: SLAB) は本日、携帯ハンドセット向けの業界最小のハイパフォーマンス RFトランシーバ、Aero(TM) II GSM/GPRS トランシーバを発表しました。 今日の市場で最も集積度の高いクアッドバンド GSM/GPRS トランシーバ、Aero II のシングルチップトランシーバは、コンポーネント数とスペースを他のソリューションの半分に削減します。 Silicon Laboratories は Aero II トランシーバでも集積度とパフォーマンスで市場をリードしています。携帯機器メーカーは BOM (Bill-Of-Materials) を大幅に減らせる一方、設計と製造のプロセスを能率化できます。

 Aero II トランシーバは、大量の GSM/GPRS ハンドセットを世界中に送り出したSilicon Laboratories の実証済み Aero トランシーバ ファミリの第 3 世代です。Aero II トランシーバを標準の 0.13 ミクロン CMOS プロセスに実装することで、業界最高の集積度を誇るシングルチップ トランシーバを 5 x 5 mm の極小パッケージにデザインできました。 受信側SAW フィルタ バンクを追加することで、Aero II トランシーバは、クアッドバンドのラジオ全体 (電力増幅器とアンテナ スイッチ以外) に、Aero II トランシーバ、クリスタル、SAW フィルタ バンク、標準バイパス キャパシタ2 個の 5 つのコンポーネントだけを使って、わずか 1.0 cm2 内に実装ました。

 「Aero II トランシーバは、単に設計プロセスを簡略化するだけでなく、受信と送信の両経路のパフォーマンスを改善して、前世代の業界水準を引き上げました。」SiliconLaboratories の副社長、Ed Healy はこのように語っています。 「第 3 世代のAeroファミリは、ボード スペースの削減とパフォーマンスの向上という弊社の肩入れをさらに証明するもので、EDGE の提供を計画している顧客をサポートする上で不可欠な基盤となります。」

 Silicon Laboratories の特許技術と CMOS のデザイン革新を基に、Aero II トランシーバには RF と IF の電圧制御オシレータ (VCO)、VCO 同調コンポーネント、ループフィルタ、クロック結合キャパシタなど、精密コンポーネントのすべてが統合されています。 この統合によってデザインが単純化され、RF のターンキー デザインを求める顧客に一貫したパフォーマンスを約束します。 Aero II トランシーバは VC-TCXO モジュールの使用をサポートし、実証済みのデジタル制御クリスタル発振器 (DCXO) の追加統合を提供しています。これにより、標準の 26 MHz クリスタルを使用してトランシーバの参照クロックを提供できるため、ハンドセットの BOM を削減できます。Silicon Laboratories の Aero トランシーバ製品は、ソフトウェア プログラム可能な共通ベースバンド インターフェイスを使用して、使用するベースバンドに依存せずにトランシーバを実装できるようにしています。 Aero トランシーバは GPRS Class 12の必要条件にも完全準拠し、モバイル コンピューティング環境に高速データ通信を提供しています。

<価格と入手可能性>
Aero II トランシーバは、コンパクトな 5 x 5 mm 32 ピン マイクロ リーフフレームパッケージ (MLP) で出荷されます。 価格は $4.94 からです (1 万個単位)。現在Aero II トランシーバは試供品で、評価ボードを $250 で販売中です。

【Silicon Laboratories Inc.】
Silicon Laboratories Inc. は広範な用途に対応する高性能、アナログ集中混合信号のIC (集積回路) 設計で業界をリードしています。 Silicon Laboratories の高集積特許ソリューションの数々は、最新鋭の混合信号設計で長年の実績を持つ優秀なエンジニアリングチームによって開発されました。 同社は設計、エンジニアリング、マーケティング、セールス、およびアプリケーションのオフィスを北アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地に設置しています。 Silicon Laboratories の詳細については、www.silabs.comにアクセスしてください。

*注意
このプレスリリースには、Silicon Laboratories の現時点における期待に基づく予測が含まれていることがあります。 このような発言にはリスクと不確実性が伴います。様々な要素が原因となって、予測とは異なる結果になることもあります。 SiliconLaboratories では、投資家の方々に社の将来性をお伝えすることが重要と考えますが、 正確な予測や管理が不可能な事態が今後発生するかもしれません。 こうした問題や、Silicon Laboratories の財務結果に影響を及ぼし、予測と異なる結果を引き起こすその他の因子については、SEC (証券取引委員会) の Silicon Laboratories に関する最新記録、特に 2004 年 1 月 26 日のフォーム 10-K と 2004 年 4 月 26 日の10-Q をご参照ください。

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注記 : Silicon Laboratories 、ISOmodem 、および Silicon Laboratories のロゴは Silicon Laboratories Inc. の商標です。その他の製品名は、それぞれの所有会社の商標の可能性があります。

●問合わせ先 :
・Silicon Laboratories Inc +1 512 464-9432
・シリコンラボラトリーズ株式会社 03-5496-9565
・日本総代理店 株式会社マクニカ クラビスカンパニー
 プロダクトマーケティング部 045-470-9821

*********本リリースの配信元**********
株式会社ジャパンPRビジョン
担当:福嶋 貴徳(ふくしま よしのり)
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