データテクノロジーとエンサーク、組込みソフトウェアのデータ管理製品販売で提携

データテクノロジー株式会社（本社：東京都立川市、社長・渡邊和彦）とエンサーク株式会社（本社：品川区東五反田、社長・湯本 公）は24日、組込みソフトウェアのデータ管理製品の販売に関して全世界的に提携したことを発表しました。

組込み開発環境のトータル・ソリューション・カンパニーであるデータテクノロジーは、エンサークの組込みデータ管理フレームワーク「Encirq Data Foundation Framework」を販売するとともに、μITRONカーネル上で動作する組込みシステム開発用のミドルウェア・パッケージ、小型CPU基板「Centeシリーズ」などの自社製品と組み合わせた新たなソリューションをお客様に提供していきます。

エンサークは、データテクノロジーの組込みデータ管理における新たなソリューションを支援するとともに、データテクノロジーの持つ幅広いお客様層へのアピールを共同で推進し、両社の技術とサービスの組み合わせが生み出すユニークな付加価値をお客様に提供します。

「Encirq Data Foundation Framework」は、組込み機器のデータ管理を簡素化するとともに、開発コストと複雑性を軽減するためのツールです。開発者は同フレームワークを使用すると、SQLなど実績ある標準的データ管理言語を利用してアプリケーションを記述できるため、アプリケーション毎に最適化されたデータ管理コードを自動生成できます。このため、インテリジェントで信頼性が高く、高性能なデバイスをRTOS（リアルタイムOS）やチップなど最終プラットフォームに制約されずに容易に開発できます。

データはインテグレーションを保証されたまま、各アプリケーションが要求する最適な場所に分散して格納しますので、RAMやフラッシュ、外部メモリーあるいはインターネットを介してアプリケーションデータを管理できることも特徴です。すでに、車載テレマティクス・システムからデジタル家電、通信機器や、携帯端末などの広汎な業種で採用されています。

Centeミドルウェアシリーズは、高い処理能力と品質を要求される機器やシステム開発で培ったノウハウを基に、実際に動作実績を持つファームウェアを再整備し「ソフトウェア部品」としてパッケージ化した製品であり、国内でμITRONが認知される以前から、高性能ミドルウェアとしていち早く提供を始め、様々な制御装置や高い信頼性を要求される通信機器等に数多く採用されているミドルウェア製品です。

「Encirq Data Foundation Framework」とデータテクノロジーの「Centeミドルウェアシリーズ」TCP/IPv4、v6及びFileSystem等を組み合わせた高品質なデータ管理ソリューションの提供、及びユーザーターゲットへのポーティングサービス等の提供が可能となり、お客様の開発期間短縮に大きく貢献できることを確信しております。

エンサークは、組込みソフトウェア部門に特化したデータ管理フレームワーク・ソリューションのリーディング・プロバイダである米ENCIRQ社が2004年11月に設立した100％子会社です。

データテクノロジー株式会社は、1993年9月にマイクロコンピュータ組込みシステムの開発環境を提供する目的で設立されました。オリジナルブランドであるμITRON対応ミドルウェア「Cente(セント)ミドルウェアシリーズ」を中心に、組込み開発で必要とされるハードウェア、ソフトウェア、開発ツール等、開発者ニーズにあった開発環境の提供と、当社が持つ、技術、ノウハウ等の提供を行う、組込みシステム開発のトータルソリューションカンパニーとして事業展開をしています。

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※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■お問い合わせ先：
データテクノロジー株式会社
東京都立川市高松町1-17-20
TEL：042-523-1177 　FAX：042-523-7070
sales@datec.co.jp
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エンサーク株式会社
東京都品川区東五反田 1-7-11　AIOS五反田アネックス 404号
TEL/FAX: 03-5420-7166
info@encirq.co.jp
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