ITマネージャへの調査の結果、企業内の「資産健忘症」の蔓延が判明

企業内のIT資産記録の64%が完全に正確ではない

LANDesk SoftwareがITマネージャに対して実施した、企業が所有するIT資産の管理に関する世界的な動向調査の結果、64%のITマネージャが自社のIT資産記録は完全には正確ではないということを認めています。

【2006年2月21日、米国ユタ州ソルトレイクシティ発】企業は自社の所有するIT資産の記録を常に最新の状態に維持することに失敗しており、多くのITマネージャは、PC、ラップトップ、サーバ、およびソフトウェアアプリケーションなどのハードウェア、ソフトウェア資産を手動で管理していると、報告しています。

これは、LANDesk SoftwareがITマネージャに対して実施した、企業が所有するIT資産の管理に関する世界的な動向調査(*1)の結果です。同調査によると、64%のITマネージャが自社のIT資産記録は完全には正確ではないということを認めています。

さらに、回答者の85%が自社のITハードウェアにインストールされ、社員が社内外で使用しているソフトウェアは全て正規にライセンス購入したものであると答えています。しかし、その信憑性を確認するとなると、Microsoftやその他ソフトウェアベンダの監査を喜んで受ける自信があると答えたのは、半数以下の48%でした。ITマネージャが監査にどう答えるかに関する回答は、以下のとおりでした。:

* 27%は、監査を受け入れ、全て問題ないことを祈る。
* 17%は、監査準備のための時間を要求する。
* 6%は、監査前にソフトウェアライセンスの追加購入を要請する。

IT資産をどのように管理追跡しているかについては、自社が所有する全てのハードウェアとソフトウェアの検出、追跡、セキュリティ確保および管理を、一つの管理ツールで実施していると答えたITマネージャは、28%のみでした。回答者の大半は、IT資産の追跡記録を、以下のような手動で実施していると答えています。

* 32%が、購入時に全て記録をつける
* 15%が、IT担当者がオフィス内を歩き回って監査を実施している
* 19%が、手動で更新しているスプレッドシートで記録をつけている

「本調査で明らかになったのは、多くの企業が自社のIT資産を正確に把握していないということです。また、資産の追跡方法はあまり洗練されておらず、これが、ITマネージャがベンダによる監査に答える自信がないことにつながっています。アカウンタビリティの増大に伴い、ビジネスはますます複雑になっているため、持続性と拡張性に優れた新しい手法へ移行する必要があります。」とLANDesk Software ワールドワイドマーケティング担当VP デイブ テイラーは述べています。

企業がIT資産を追跡記録する理由を尋ねたところ、以下のような答えがあげられました。
* 83%が、法律上の理由を回答
* 19%が、余剰な装備やソフトウェアのコスト削減を回答
* 31%が、財務部門に資産償却の情報を要求されるからと回答
* 55%が、ITシステムのセキュリティ上の理由と回答

さらに詳細な情報は www.landesk.com をご参照ください。(英文のみ)


*1 Dynamic Markets社が、2005年11月に米、英、独、仏の500社のITマネージャにインタビューを実施。

用語解説

LANDesk Software株式会社について
LANDesk Software株式会社(本社:東京都港区浜松町1-27-16 浜松町DSビル5階、代表取締役 今井幹夫)は、米国LANDesk Softwareの日本法人です。日本のソフトウェア市場において、日本独自のニーズや環境に適した日本語製品の開発・販売および情報提供のためのマーケティング活動や製品購入前後におけるサポートの提供を行っています。詳しい情報はリンクをご覧ください。


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