アリゾナ州スコッツデール、2006年1月30日
HDMI(High Definition Multimedia Interface)の適用が進捗する一方で、DVI(Digital Visual Interface)技術の家電への搭載は減少し、さらにPC市場でも減少し始めていると米国調査会社インスタット社は報告する。HDMI対応機器の出荷が2004年の500万から2005年に1740万、2006年には6600万弱に増加して、DVI対応機器の出荷は徐々に減少し始めると予測される。
「DVI衰退には2つの理由がある。1つは最近リリースされたHDMI1.2仕様によってPCとの互換性が高まったこと、2つめは2005年に発表された2つの新しい仕様、DisplayPortとUnified Display Interface(UDI)である。Unified Display Interfaceはより広い帯域幅を提供でき、DVIより設計が容易である」と、インスタット社のアナリストBrian O’Rourke氏は言う。
インスタット社の調査レポートは下記についても述べている。
◆2008年にはDVIは完全に家電市場から消滅する
◆HDMIはまずデジタルテレビにおいて成功し、セットトップボックス、DVDプレイヤ、レコーダーに拡大した
◆DisplayPortとUDIは、HDMIにとってはDVIほどの脅威ではない
インスタット社の調査レポート「DVI & HDMI調査 2005年: DVI、HDMI、ディスプレイポート、UDIの現状」は、DVI/HDMI対応製品の市場をカバーしている。DVI/HDMI対応製品を、送信/受信機能があるか、個別か統合型か、配線やコネクタ接続によって分類している。DVI/HDMI対応製品の、セグメント毎の出荷数を年毎に予測し、主要ベンダのプロフィールを掲載している。
◆調査レポート
DVI & HDMI調査 2005年: DVI、HDMI、ディスプレイポート、UDIの現状
DVI & HDMI 2005: DVI Gloom, HDMI Boom, DisplayPort & UDI Loom
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