ハードドライブ市場は家電製品分野で大きく成長する

PDA、デジタルビデオカメラ、携帯電話などのモバイル機器の影響で、米国の調査会社インスタット社では 2004年に4000万ユニットだった家電セグメントへのハードディスクドライブの出荷台数は2009年に約2億4000万ユニットまで伸びると予測している。

消費者がデジタルコンテンツを大量に集めるようになり、家電の高度化と大容量のストレージ能力を求めるようになっている。 ハードドライブメーカーは、小さいハードディスクドライブ(HDDs)上に大きな記憶容量を実現できるようになってきたため、幅広い家電市場で利益を上げるだろうとインスタット社は報告している。 2004年に家電セグメントへのハードディスクドライブの出荷は4000万ユニットに達し、2009年に約2億4000万ユニットまで伸びるだろう。今後数年間の成長は、PDA、デジタルカムコーダ、携帯電話などのモバイル機器によるものと見られる。

「Flashの改良製品などの他のストレージ製品と小型フォームファクタのHDDsの競争は続くだろう。しかし、特に携帯用家電分野で1インチのHDDsの出荷が徐々に拡大するなど、ハードドライブメーカーの成長は続くだろう」と、インスタット社のアナリストStephanie Guza氏は言う。

インスタット社の調査レポートは以下について調査している。

- 2009年までの家電セグメントに出荷されるHDDsの50%は、1インチ、1インチ以下のHDDだろう

- ハードドライブの世界総出荷は今後5年間に劇的に増加し、2004年の約3億400万から2009年には5億に成長するだろう

- より小型化した携帯用デバイスにより多くの記憶容量を要求されるようになってきたため、HDDメーカーは垂直磁気記憶方式を取り入れるようになった


インスタット社の調査レポート「家電向けハードディスクドライブ:約束された高成長 - Hard Disk Drives in CE: Primed for Impressive Growth」は、家電製品に搭載されるハードディスクドライブベースのストレージをカバーしている。2009年までの世界市場の出荷数、収益予測を家電セグメントごとに提供し、産業トレンド、ビジネスチャンス、課題を調査し、予測値を集計して出荷数を市場全体とドライブサイズごとに記載し、HDD市場全体に占める家電セグメントの割合も出している。


◆調査レポート
家電向けハードディスクドライブ:約束された高成長
Hard Disk Drives in CE: Primed for Impressive Growth
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◆インスタットについて
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