インドの無線ビジネス期待の星、モバイルゲーム

インドのモバイルゲーム市場の収益は2004年に2600万USドル、2009年には3億3600万ドルにまで増加する

インスタット/MDR社によると、モバイルゲームはインドのデジタルユーザーにもっとも速いスピードで普及していて、一番人気のあるアプリケーションの一つだという。ゲーム市場はパソコンやハンドヘルドのような既存の機器を超え、急速に拡大した。そしてインドのユーザー数の増加によって、移動中に楽しめる無線携帯機器の利便性を活かしている。その結果、インドのモバイルゲーム市場は2004年に2600万USドルの収益を生み出し、2009年には年間収益が3億3600万ドルにまで増加するとインスタット/MDR社では予測している。

インスタット/MDR社の無線調査グループ部長であるClint Wheelock氏は次のように述べている。
「この市場の成長は、出版社、開発者、アニメ製作者、音楽家、コンテンツプロバイダを魅了しており、革新的なビジネスモデル発展の刺激となっている。モバイルゲームは娯楽という要素だけでなく、消費者向けの多様なモバイルエンターテインメントの技術を考える上でも主要な要素の一つで、業界関係者にとっては収益の可能性を持つ市場である。」

インスタット/MDR社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。

・最優遇ソフトウェアサービスの地として洗礼を受け、インドは携帯向けマルチメディアにおいて、次に成長の大きな波を起こす可能性のある市場の一つであり、ソフトウェア開発で見ても、エンドユーザ消費で見ても、いずれも数百万ドル規模の市場である。最近インドのモバイルゲームビジネスは、世界のモバイルゲーム市場のおよそ5%を占めている。

・インドのモバイルゲーム業界は活発にゲームを市場に提供しているが、主要なゲーム開発企業は6社、プロバイダは4社と、今はまだ初期段階にある。ゲームビジネスは付加サービスとしての、キャリアの品揃えの一つでしかないが、現在CDMAとGSMのネットワークでは、1ヶ月に22万件のダウンロードを記録している。

インスタット/MDR社「2004-2009年 インドのモバイルゲーム」レポートは、インスタット/MDR社の新しいサービス『Asia Wireless』サービスの最初のレポートである。『Asia Wireless』サービスでは、この刺激的な市場で、無線機器メーカーや技術ベンダ、サービスプロバイダ向けの具体的な将来性を突き詰めている。この調査レポートは、出版社、ゲーム開発者、携帯端末メーカー、エンドユーザを含む、インドにおけるモバイルゲームのバリューチェーンの調査結果を掲載している。また、ゲーム開発のプラットフォーム評価のほか、主要ゲーム開発会社5社と携帯電話会社4社を含むインドのモバイルゲーム業界での主要プレーヤのプロフィールも掲載している。また、2004年から2009年までのモバイルゲームのダウンロード数と総収益の予測、インドの消費者500人以上を対象にしたインスタット/MDR社の消費者ゲーム調査の結果を基に、無線データサービス、携帯端末、モバイルゲーム分野、特定のゲームに対するユーザーの嗜好についても分析している。

◆調査レポート
2004-2009年 インドのモバイルゲーム
リンク

◆インスタット/MDR社について
リンク

◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
リンク
Eメール:info@dri.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]