23億ドル市場の誕生:メディアネットワーキングがホームネットワークチップ市場の起爆剤に

ホームエンタティメント向けサーバーは、ネットワーク向けのメディアプロセッシングエンジンの需要を促進させ、2008年までに7億ドル市場に成長する

マルチメディアネットワーキングによって、ホームネットワークチップ市場の収益は今後5年以上、年率12%で成長を続け、2008年には遂に23億ドルに達すると、インスタット/MDR社は報告している。単価の下落にもかかわらず、2008年まで家庭用シリコン関連市場は大きく伸びるだろう。

「ネットワークにおける映像・オーディオ配信は、エンドユーザーにとっても製品開発にとっても主軸となっている」と、インスタット/MDR社の主席アナリストMikeWolf氏は主張する。イサネットのような最新無線ネットワーキングの標準規格である802.11nや、MoCAやHomePlug AVなどのニューメディアの主要技術は、新しいメディアセンター及びメディアハブ設計(数年後には間違いなく市場を席巻する)の標準規格となるだろう。ホームエンタティメント向けサーバーは、ネットワーク向けのメディアプロセッシングエンジンの需要を促進させる為、2008年までに7億ドル市場に成長すると同社は確信している。

インスタット/MDR社は、この他に以下のような市場予測(2004-2008年)を提供する。

・イサネットと無線LANはPHY(物理層)市場の大部分を占めており、2008年出荷予定の全ての物理層接続方式製品の90%以上を占める。

・家庭向けゲートウェイ及びその他のホームネットワーキングデバイスは、コミュニケーションプロセッサ市場を促進し、2008年末までに3億3800万ドルにまで成長するだろう。

・マルチルーム型PVR(Personal Video Recorder)とその他のエンターティメントネットワークアプリケーションは、同軸ケーブル(MoCA)と電力線ネットワーク(HomePlugAV)市場を促進させ、2008年には2300万を超える関連製品が出荷されるだろう。

・無線LAN ICは、2年後以降802.11gによって展開していくだろう。802.11gは、2006年には関連製品の78%を占めるだろう。2006年には出荷が始まり、大多数のエンドユーザーの無線ビデオネットワーキングを可能にする最初の技術として、やがては改良型Wi-Fiへとシフトしていくだろう。そして2008年末までに無線LAN IC市場において55%のシェアを占める。

インスタット/MDR社のレポート「2004年ホームネットワーク向けIC:メディアネットワークで波に乗る市場」は、ホームネットワーク向けICや、PHY、産業用プロセッサ、ネットワーク向けメディアプロセッサについて、それぞれの収益を含む詳細な市場予測を提供する。さらにPHYの市場予測は、イサネット、WLAN、MoCA、HomePlug、HomePNA、1394等の製品別に提供し、その中でもWLANの市場予測は802.11n等プロトコル別に提供する。

◆調査レポート
2004年ホームネットワーク向けIC:メディアネットワークで波に乗る市場
リンク

◆インスタット/MDR社について
リンク

◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
リンク
Eメール:info@dri.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]