アバイア、統合型ユニファイド・コミュニケーションとモビリティ・プラットフォームを発表

~エンドユーザーが、プラットフォーム、ネットワーク、デバイス、アプリケーションに関わらずいつでもどこでもアクセスできるソリューションを提供~

米国11月16日発表 プレスリリース抄訳

企業向けコミュニケーション・ソフトウェア、システムおよびサービスのリーディング・プロバイダである米アバイア・インク(NYSE:AV、以下「アバイア」)は、企業が、場所やデバイスに関わらず社員同士がコミュニケーションできるコラボレーション・ツールの提供することを可能にする、ユニファイド・コミュニケーション・イニシアティブを発表しました。アバイアは既存のユニファイド・コミュニケーションのお客様を基盤とし、革新的な技術とオープン・スタンダードに基づくエンドユーザー主導型のソリューション提供に基づいた戦略を持っています。このイニシアティブはユニファイド・コミュニケーション製品ファミリの発表とエンタープライズ・モビリティ・ソリューションを提供するTraverse Networks社の買収(注1)よって推進されます。
注1)米国11月16日発プレスリリース「アバイア、Traverse Networks社を買収」をご覧ください。

新しいアバイア・ユニファイド・コミュニケーション製品ファミリは、企業が、異なったコミュニケーションニーズを持つ様々なセグメントの社員に対して、適切なデバイスによる適切なアプリケーションを提供する柔軟性をもたらします。これにより社員は業務を行う場所にかかわらず生産性を向上させることができます。アバイア・ユニファイド・コミュニケーション製品ファミリは下記から構成されます。

Unified Communications, Essential Edition
先進的なIPテレフォニーとメッセージング機能、および基本的な会議機能を必要とするオフィスワーカー向け。
Unified Communications, Standard Edition
すべての主要モバイル・プラットフォーム間におけるオフィスとモバイルを統合したコミュニケーション・ツールをはじめとした、先進的なモビリティ・ソリューションを必要とするメインストリームのユーザー向け。
Unified Communications, Advanced Edition
音声、ビデオ、ホワイトボードを統合したセッションを通じて大規模なチームと協力することにより、より高い競争力を獲得したいユーザー向け。
Unified Communications, Professional Edition
メッセージやその他のパーソナル・アプリケーションへの高解像度ビデオ会議および音声ベースのアクセスを含めた、先進的なビデオ・コミュニケーションおよび音声認識機能を利用する、戦略的なコミュニケーションを行うユーザー向け。
アバイア・ユニファイド・コミュニケーション製品ファミリの発売は2007年の前半を予定しています。(Advanced Edition、Professional Editionの国内での販売時期は未定です)
価格は導入およびライセンスの条件によって異なります。

今日のビジネス・コミュニケーションは多様化、グローバル化、かつ断片化しています。アバイアユニファイド・コミュニケーション製品ファミリは、オープンな規格とクロスプラットフォームのプロトコルに基づいているため、異なるネットワークやアプリケーション、デバイス、ユーザーのセグメント間においてコミュニケーション・ツールを簡単、かつ安価に統合することができます。アバイアは広範かつオープンなユニファイド・コミュニケーション戦略を展開する最初の企業であり、断片化されかつ多様な規格やプロトコル、プラットフォームを統合し、ユニファイド・コミュニケーションのための真に統一されたエンドユーザー体験を提供することのできる唯一の企業です。

アバイアは、このユニファイド・コミュニケーション・イニシアティブに基づき、コミュニケーション・アプリケーションをビジネス・プロセスに組み込むことによって、サービスの改善、製品開発期間の短縮、企業の競争力強化を可能にするインテリジェント・コミュニケーションのビジョンをさらに推進します。

新たに設立されたユニファイド・コミュニケーション部門、バイス・プレジデントのアイリーン・ラデン(Eilen Rudden)は、「アバイアのユニファイド・コミュニケーション戦略は、既存のネットワークやアプリケーションと、アバイアのソリューションとの間のシームレスな統合を一貫して強調してきました。例えば主力製品である統合型メッセージ製品は、最もよく使用されているデスクトップ・インターフェースであるMicrosoft OutlookとIBM Lotus Notesに、音声メッセージおよびコミュニケーション・ツールを統合することができます。また同じく業界のリーダーであるNokiaとRIM Blackberryとも提携し、これらの使い慣れた携帯端末にもモバイル・エンタープライズ・コミュニケーション機能を拡張しています」と次のように述べています。

Traverse Networks社の買収について
アバイアは本日、ユニファイド・コミュニケーション・イニシアティブを推進するため、エンタープライズ・モビリティ・ソリューションを開発する非公開会社のTraverse Networks社を、1,500万ドルで買収しました。この買収はアバイアのユニファイド・コミュニケーション戦略において新たな柱となるものです。TraverseNetworks社のサーバー・ソフトウェアと使いやすいインターフェースは、エンタープライズ・コミュニケーション・アプリケーションをモバイル・デバイスにも拡大し、モバイル・ワーカーの生産性を高めるとともに顧客への迅速な対応を可能にします。Traverse Networks社はアバイアのユニファイド・コミュニケーション部門が統括し、同部門のバイス・プレジデントであるアイリーン・ラデンが指揮をとります。

ユニファイド・コミュニケーションのお客様への展開
アバイアはAvaya Business Partner Cross Telecomとの提携により、ユタ州および東南部アイダホ州の住民を対象とした非営利のヘルスケア・システムであるIntermountain Healthcareにユニファイド・コミュニケーションソリューションを納入しました。この新しい施設は2007年中のオープンを計画しており、40か所の病院と130カ所のクリニックが集まる予定です。Intermountain Healthcareのエンタープライズ・テレフォニ-担当マネージャー、ジム・ウィルヘルミ(Jim Wilhelmi)氏は、「われわれは当システムのヘルスケア専門家がメッセージを交換しやすくするために、集中化されたアーキテクチャ上にAvaya Modular Messagingを導入します。さらに、Avaya Meeting Exchangeによる音声会議機能が、スタッフと患者との間の協力を促進してくれるものと期待しています」と述べています。

アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:AV)は、世界の100万社以上の企業(FORTUNE 500® の90%を含む)に、コミュニケーション・ネットワークの設計、構築、管理を提供しています。信頼性にすぐれたIPテレフォニー・システムとコミュニケーション・ソフトウェア・アプリケーションとサービスの世界的リーダーとして、あらゆる規模の企業をサポートしています。
世界規模で提供できる包括的なサービスと、ビジネス・アプリケーションをともなった音声データ統合コミュニケーションに注力しており、お客様が既存のネットワークや新規に構築するネットワークを活用してよりよい業績を達成するためのお手伝いをしています。詳しくはアバイアのウェブサイトリンク をご覧ください。日本アバイアについては、リンク をご覧ください。

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