PRISMAは、極めて操縦しやすいメインの宇宙船とターゲットとなる宇宙船の2機で構成され、2009年に打ち上げが予定されています。両機とも同一軌道上を飛行し、メインの衛星は初期軌道に沿って飛行する小型で軽量のターゲット機に向かって飛行し、その後遠ざかっていきます。
アルカテル・アレニア・スペースのフランス現地法人およびスペイン現法人が、CNES(フランス国立宇宙研究センター)とCDTI(スペイン産業技術開発センター)の間で結ばれた地球科学ミッションに関する二国間協定の枠組に基づき、FFRFセンサーの設計、開発、製造、テスト、および供給を行います。
FFRFセンサーは、2台のFFRF端末、2セットのアンテナ、関連する2台の試験台で構成され、リアルタイムに相対位置を決め、衛星間通信サービスを3メートルから30キロメートルのダイナミックレンジと1センチのポジショニング精度で提供します。これは、ESAとCNESの次世代の編隊飛行ミッションで使用されます。
PRISMA(Prototype Research Instruments and Space Mission technology Advancement)は、スウェーデン宇宙委員会(SNSB)が資金提供する、8ヶ月間の飛行ミッションです。スウェーデン宇宙公社(SSC)がプライムコントラクタを務めており、ドイツ航空宇宙センター(DLR)、デンマーク工科大学(DTU)フランス国立宇宙研究センター(CNES)の協力のもと開発されました。
<アルカテル・アレニア・スペース社について>
アルカテル・アレニア・スペース社(Alcatel Alenia Space)は、アルカテルとフィンメカニカ社(Finmeccanica)により2005年7月に設立された合弁会社で、軌道インフラストラクチャの分野で先端をいく衛星システムの欧州トップ企業です。アルカテル・スペース社(Alcatel Space)とアレニア・スパツィオ社(Alenia Spazio)の膨大な実績とノウハウを統合し、欧州の宇宙技術分野をけん引しています。航法・通信システム、気象・環境監視、宇宙防衛・観測・科学など、全人類の未来に影響を与える宇宙開発の世界基準を示します。アルカテルが株式の67%、フィンメカニカ社が33%をそれぞれ保有しています。
<アルカテルについて>
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・機器メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。URL:リンク
<日本アルカテル株式会社>
日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL:リンク
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル株式会社
TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
E-mail:info@alcatel.co.jp
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