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OSDL、Google サマー・オブ・コード プログラムで4名の学生を受け入れ

世界で選ばれた学生が、エンタープライズオープンソースソリューションの品質向上に貢献するOSDLのプロジェクトに参加

オレゴン州ビーバートン発2006年6月13日
エンタープライズ・コンピューティングにおいてLinuxの採用加速に取り組むグローバルコンソーシアムである米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open Source Development Labs、以下 OSDL)は、「Google のサマー・オブ・コード(Google's 2006 Summer of Code)」プログラムにおいて、4名の学生を指導することを発表いたしました。

OSDLのCEOであるStuart Cohenは次のようにコメントしています。
「Google's Summer of Codeプログラムにメンターを提供することは、開発コミュニティと産業界とのコラボレーションを通じて、Linuxおよびオープンソースソフトウェアの採用を促進するというOSDLのミッションと合致しています。OSDLが、学生に指針を与えることで、彼らはキャリアパスを早期に実現させることができ、世界中でLinuxとオープンソースソフトウェアの利用を加速することになる問題の解決に実質的な影響を与えるでしょう。」

Google's Summer of Codeプログラムは、世界中の学生が、実体験により、OSS開発の知識を広げることを奨励するために2005年に開始されました。同プログラムでは、学生の開発者は奨学金を与えられ、新しいオープンソースソフトウェアを開発や、現在進行中のプロジェクトを手伝いながら夏の数ヶ月をすごします。同プログラムの目的は、若いオープンソース開発者を鼓舞し、学生の学術研究に関連する仕事の機会や、既存のオープンソースププロジェクトや組織をサポートする機会を与えることにあります。

Google のOpen Source Program ManagerであるChris DiBona氏は次のようにコメントしています。
「OSDLはGoogle's Summer of Codeプログラムの最適なメンターです。OSDLと仕事する学生は、Linuxカーネルコミュニティにおいて仕事をするという貴重な経験を積むことができ、そこで得た経験は、将来のオープンソースプロジェクトの開発に生かされることでしょう。」

今夏、OSDLと仕事をするのは、ペルナンブコ連邦大学(Federal University of Pernambuco) (ブラジル)、インド工科大学(Indian Institute of Technology) (インド ニューデリー)、フィリピン大学(University of the Philippines)(フィリピン)、 ザグレブ大学(University of Zagreb) (クロアチア)の学生です。OSDLでメンターを務めるのは、Kees Cook、Bryce Harrington、Steve Hemminger 、ならびにMark Wongです。

具体的なプロジェクトは以下のとおりです。

(1)NSFv4 Fault Recovery Experimentation
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学生:Dipankar Sarkar, インド工科大学
OSDLメンター:Bryce Harrington
同プロジェクトは、最近のNFSv4の改善をさらに発展させることに焦点をあてることになり、NFSの採用を拡大することを支援することが期待されています。

(2)Rapid Spanning Tree Protocol
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学生:Mario Kozina, ザグレブ大学
OSDLメンター:Bryce Harrington
Linux Ethernet Bridgingプロジェクトの、Spanning Tree Protocol (STP)のカーネル実装から、プロトコルの新しいユーザスペース実装への移行を支援することが課題です。同プロジェクトは、コードのメンテナンス性を向上させ、仮想化機能に役立つことになると期待されています。

(3)SendPage Enhancements
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学生:Anton Elaph, フィリピン大学
OSDLメンター:Kees Cook
同プロジェクトは、SendPageプログラムの信頼性とレスポンスの向上、ならびにプログラムの継続的なアップデートに焦点を当てています。

(4)TBC-E Fair-use for PostgreSQL
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学生:Rilson Nascimento, ペルナンブコ連邦大学
OSDLメンター:Mark Wong
同プロジェクトの主な目的は、PostgreSQLにおいてTPC-Eベンチマークが公正に使えるような実装を確立することです。TPC-Eは、Transaction Processing Performance Council (TPC)により開発された新しいオンライントランザクションプロセッシング(OLTP)の作業負荷に関するベンチマークです。
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■OSDLについて
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リンク (英語)
リンク (日本語)
OSDL(Open Source Development Labs)は、Linux開発者であるLinus Torvaldsが所属しており、Linuxの成長とエンタープライズでのLinux採用を促進することを目的としています。2000年にCA、富士通、日立、HP、IBM、インテルならびにNECにより設立され、LinuxユーザならびにIT業界のリーダー企業から成るグローバルなコンソーシアムにサポートされたNPO(非営利団体)です。OSDLは、通信、エンタープライズデータセンタおよび企業のデスクトップなどで利用されるLinuxに関する業界全体にわたる取り組みを支援しています。

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