IPへの移行によって、PBXはもはや独立したシステムではなく、メール、IM/プレゼンス管理、デュアルモード電話、ビデオ会議などを含む、より大きな統一された企業向けコミュニケーションシステムを構成するものとなったと米国調査会社インスタット社は報告する。企業全体向けの完全なIP-PBXの導入はまだあまり進んでおらず、中小企業はIPベースのシステムの採用を始めたばかりである。
「PBXベンダが、IPへの移行を進めて収益をあげるための唯一の道は、従来の通信システムを変えることによって、従業員の生産性を高めることが肝要であると理解すべきである」と、インスタット社のアナリストNorm Bogen氏は言う。 「しかし、IP-PBX関連企業が、この非常に高い目標を達成するためには、従来のビジネスモデルを根本的に変えて、ハードウェアから得てきた収益を、ソフトウェアとサービスから得るというモデルに切り替えなければならないだろう。そのような戦略の1つが、IP-PBX企業とMicrosoftのような強力な企業が、協力と競争の間の細い道を選ぶことである。」
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 多くのPBX企業はMicrosoftとの何らかのレベルの協力関係があり、最近数ヶ月でこれらの提携を強化している
■ セルラーと802.11に対応するデュアルモード電話が市場に広まるにつれて、モバイル機能はIP-PBX企業の戦略において重要な部分になってきている
■ IP-PBXシステムの出荷ライン数は、2006年の1910万から2010年には3780万に増えるだろう
インスタット社の調査レポート「VoIP市場概観:IP-PBXのモビリティ、マルチメディア - In-Depth Analysis: The Changing Face of IP PBXs: Mobility and Multimedia」は、PBXの世界市場を調査している。2010年までのPBXの出荷ライン数、収益、平均販売価格を、IP-PBXと従来型のPBXを比較しつつ予測している。市場シェア、主要企業、ベンダのプロフィールを提供している。
調査レポート
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VoIP市場概観:IP-PBXのモビリティ、マルチメディア
In-Depth Analysis: The Changing Face of IP PBXs: Mobility and Multimedia
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