2011年までに5500万ドルを上回るアジア太平洋地域のブロードバンドアクセスによる収益

米国の調査会社インスタット社は、アジア太平洋地域のブロードバンドアクセスサービス市場の総収益は、2005年の207億ドルから、2011年までには551億ドルに達するという予測結果を発表した。

アジア太平洋地域のブロードバンドアクセスサービス市場の総収益は、2005年の207億ドルから、2011年までには551億ドルに達するだろうと米国の調査会社インスタット社は報告する。第1層の市場である日本と韓国は2005年の市場の60%以上を占め、続いて第2層の香港、台湾、オーストラリア、シンガポールは15%程度だということである。

「中国とインドのようなあまり普及が進んでいない市場では、ブロードバンドアクセスサービスが2011年までに大きく成長して、アジア太平洋地域のブロードバンド加入者数拡大に貢献すると予測される。この市場ではサイバーカフェが安価に利用できるため、固定料金なしでブロードバンドサービスを経験している。これは新規加入を促進するだろう」とインスタット社のアナリストBryan Wang氏は語る。

インスタット社は下記についても調査した。

◇ 日本、韓国、香港などの市場の次世代ブロードバンドサービス戦略は、競争力のあるブロードバンドコンテンツ(IPTVとVoIP)を付加するサービスによって推進され、新しいブロードバンド価格体系を作り出している
◇ 2011年までに様々な接続技術が登場し、現在支配的な技術であるDSL、ケーブルモデム、衛星などとの価格競争に直面するだろう
◇ 長期的には、競争力のあるコンテンツと「キラーブロードバンドアプリケーション」が成功の鍵であろう

インスタット社の調査レポート「アジア太平洋地域のブロードバンド接続サービス市場調査 : 成長は続くか? - Asia/Pacific Broadband Access Services Market: The Continuing Excitement」は、アジア太平洋地域主要13カ国のブロードバンドアクセス市場を調査した。2011年までの加入者数と収益の予測を行い、各国の主要市場の分析と、バングラデシュ、ミャンマー、パキスタン、ベトナムなどの新興成長市場の分析も行っている。

この調査レポートは、アジア太平洋地域のデジタルホームネットワーキング関連製品とアプリケーション市場を国毎に分析しているAsia Consumer Convergenceサービスの一環である。消費者については、所有状況、購買行動、関心度、製品需要について調査している。メーカーについては、競争企業、ビジネスモデル、主要サプライヤのシェア、業界の協議事項、消費者向け機器や製品の出荷/導入数も調査する。サービスについては、市場ダイナミクス、購買行動、ビジネスモデル、導入計画を調査している。ケーブルテレビやIPベースのVODなどのサービスへの見解も提供しており、中国、インド、日本、韓国、台湾などのダイナミックなアジアの消費者市場に関する非常に豊かでユニークな年間サービスである。

調査レポート
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アジア太平洋地域のブロードバンド接続サービス市場調査 : 成長は続くか?
Asia/Pacific Broadband Access Services Market: The Continuing Excitement
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