構想から約10年--光に合わせてレンズの色が変化するコンタクト「アキュビュー」

 ジョンソン・エンド・ジョンソンは11月19日、世界初となる調光機能付きコンタクトレンズ「アキュビューオアシス トランジションズ スマート調光」を発表した。発売は12月12日を予定。価格はオープン価格。実売価格は未定だが、同じ2Weekのコンタクトレンズよりは少し高くなるとのこと。すでに販売している海外では、1ボックスあたり48ドルで販売されているので、日本でもそれに近い価格となりそうだ。

 
 
 
 
アキュビュー オアシス トランジションズ スマート調光のパッケージ。調光機能付きは装着感のよいオアシスシリーズより発売する

 調光機能は、光に合わせてレンズの色が変化し、目に入る光の量を自動で調整する機能だ。すでに眼鏡では商品化されているが、コンタクトレンズに採用されたのは、今回のアキュビュースマート調光が初となる。

 アキュビュー スマート調光は、構想から誕生までに約10年を要しており、調光テクノロジーのトップランナーであるTransitions Opticalとの共同開発で製品化までこぎつけた。

 
コンタクトレンズ素材内での調光剤の均一や濃度の調整など、さまざまな課題をクリアするのに10年の開発期間がかかった
 
 
光の量に合わせて、自動でレンズの色が変化するのが調光機能

 多くの日本人は、光のストレスに晒されており、朝日やパソコンやスマホの画面、車のヘッドライトなど、知らず知らずに光によるストレスを感じているという。そこで調光機能により最適な光量で見ることで、快適な生活を過ごせるようになる。可視光線だけでなく紫外線も抑制するので、肌と同様に眼の紫外線予防にも役立つ。

 
 
ヘッドライトの光が調節され、まぶしさが軽減する

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