サイボウズのkintoneデータを外部に公開できる「kViewer」

 サイボウズスタートアップス(Cstap)は9月9日、サイボウズが提供する業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」内のデータを外部に公開できるサービス「kViewer」の提供を開始した。価格は月額6000円からで、30日間は無料で利用できる。

 kintoneはアカウントを保有し、システムにログインしたユーザーだけが登録内容を閲覧できるため、これまでは限られたメンバーしか利用できなかった。kViewerは、kintone-APIを活用することでユーザー認証が不要になり、kintone内に登録された情報に誰でもアクセスできるようになる。


サービスのイメージ

 kViewerでは、1つのアプリ内に登録されているデータ量の制限がないため、大量に蓄積したデータも公開して利用できるとしている。当初は、一覧表ビュー、グラフビューを用意しており、今後はスマートフォン専用ビューやカレンダービューへの対応を予定しているという。

 プランは、利用できる機能によって月額6000円の「ライト」、月額9000円の「スタンダード」、月額1万3000円の「プレミアム」の3種類のグレードを設けており、各グレードともに5つのビューを公開できる。なお、初期費用は無料だが、別途kintoneのスタンダードコースのライセンス(1ユーザーあたり月額1500円)が必要となる。

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