モジラ、「Firefox 3.5.1」をリリース--JavaScriptエンジンの深刻な脆弱性などに対応

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年07月17日 15時15分

 Mozilla Foundationは米国時間7月16日、「Windows」「Mac」、Linux向けに「Firefox」をバージョン3.5.1にアップデートした。リリースノートによると、セキュリティ問題の修正と安定性の向上、一部のWindowsシステムにおける起動の高速化を図ったという。

 ブラウザ担当ディレクターのMike Beltzner氏は16日、ブログ記事の中で「すべてのFirefox 3.5ユーザーがこの最新リリースにアップグレードすることを、強くお勧めする」と述べた。

 Firefox 3.5は、ウェブアプリケーション向けにより良い基盤を構築するというMozillaの希望を具現化しているが、発表から約2週間後に、同ブラウザのJavaScriptエンジンに脆弱性があることが発覚した。コンピュータ上で悪意あるコードを実行するウェブサイトを攻撃者が作成できるようになるため、Mozillaはこの脆弱性を「深刻(critical)」と評価していた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]