有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月4日、パソコンでブラウザを使用する際に、利用者が守るべき注意点を解説した技術メモ「安全なWebブラウザの使い方」を公開したと発表した。JPCERT/CCのサイトからダウンロードできる。
この技術メモは、インターネット利用者を狙う攻撃が、従来の電子メールを利用した直接的な攻撃から、多くの人が利用しているブラウザを狙って、ウェブページに悪意のあるコードを仕掛けるといった手法へと変化してきていることを受けて公開された。
技術メモでは、ブラウザを使用する前に確認しておくべき事項や設定上の注意など、安全にブラウザを利用するための情報がまとめられている。また、Internet Explorer6、7のほかFirefox、Safariなど個々のブラウザに関する注意事項も掲載されている。
さらに、実際にブラウザを操作する上での注意事項や、悪意あるウェブサイトへ誘導しようとする手口とその対策、誘導されてしまった場合の対処法についても紹介している。JPCERT/CCでは、ウェブブラウザはパソコンだけでなく、携帯電話やネット家電などにも組み込まれていることから、この技術メモを通じて安全に利用して欲しいと呼びかけている。
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