「Meebo Bar」が全てのウェブサイトで利用可能に

文:Harrison Hoffman(Special to CNET News) 翻訳校正:編集部2009年12月22日 14時33分

 読者の中には、この数カ月の間に、一部のウェブサイト、特に大規模なブログや、そのほかの同様の大規模コンテンツサイトの下部に「Meebo Bar」が表示されていることに気づいた人もいるかもしれない。これまではMeebo Barを利用できるのは厳選されたパートナーに限られ、大半の小規模サイトはそれに含まれていなかったが、Meeboは今回とりわけブログに注目し、Meebo Barを全てのウェブサイトで利用できるようにした。

 Meebo Barのことを知らない人のために説明しておくと、Meebo Barはウェブページの下部に配置されるJavaScriptプラグインである。このプラグインにより、特定の人によるつぶやきの表示、「Facebook」ファンページの宣伝、「StumbleUpon」や「Digg」へのページの登録といった、さまざまなソーシャルインタラクションおよび共有機能の利用が可能になる。Meebo Barでは、ユーザーはMeeboを有名にしたIMプラットフォームを通して、友達とチャットすることもできる。さらに、Meebo Barは、非常にクールな「Meebo Share Dock」を通して、ページ上のコンテンツを簡単に共有できる機能も備えている。

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 Meebo Barはさまざまなブログ、特に、いずれもMeeboが設定済みのソリューションを提供する「TypePad」「Wordpress」「Blogger」「Moveable Type」において、極めて簡単にセットアップすることが可能だ。そのほかのセットアップを利用しているユーザーの場合も、インストールは、われわれが既に慣れ親しんでいるコードスニペットを挿入するだけで完了する。ユーザーは、Meebo Barに表示させる機能を全て「bar.meebo.com」上でカスタマイズすることができる。その後、変更した箇所は、ほんの数分でユーザーのサイト上のMeebo Barに反映される。

 このバージョンのMeebo Barは、パートナーサイト向けに提供されている機能を全て備えており、全てのユーザーがそれを利用できる。これはMeeboが今回のリリースで目標としていたことだ、と同社の事業開発担当ディレクターであるDaniel Bernstein氏はCNETに話す。Meebo Barのユーザーは、無料という極めて安い価格で、同プラグインの全機能、さらには人々の利用実態を把握できる詳細な共有分析機能を利用することができる。

 Meebo Barは、多種多様な共有およびコンテンツインタラクションを迅速かつ容易に実現する本当に素晴らしい手段だ。Meebo Barによって発生する共有は、サイトにトラフィックを呼び戻す大きな原動力になる可能性を秘めている。この豊富な機能性が「セルフサービス」式のシステムに改善されていくのを見るのは、本当に素晴らしいことだ。これから莫大な数がインストールされる可能性があるので、Meebo Barは爆発的な成長を遂げるはずだ。

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ボタンを使いながら、サイトに合うようにMeebo Barをカスタマイズできる(提供:Harrison Hoffman/CNET)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ

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