ラウンドアップ:「魔法の王国」に乗り込む、S・ジョブズとピクサーの仲間たち

坂和敏(編集部)2006年01月25日 19時54分

[ラウンドアップ] Disneyが往年の輝きを失っていたアニメーション部門のてこ入れのために、「Toy Story」以来大ヒット作を生み出し続けているPixarを買収した。アニメーション映画やキャラクターの創造は、Disney全体のビジネスの根幹をなすもので、ここで大ヒット作が生まれれば、メディア関連はもとより、テーマパークやグッズ販売など他のビジネスへの波及効果も期待できる。その点を考えると、Pixar(そしてApple Computer)CEOのSteve JobsがDisneyの有力な株主となり、同社取締役会のメンバーになることによる経営面の変化はもとより、Pixarのクリエイティブ部門を率いてきたJohn Lasseterが新会社のクリエイティブ部門の最高責任者に就任し、Disneyのテーマパーク設計などに力を貸すことになる点にも注目が集まる。また、ABCやESPNをはじめとするテレビ関連のビジネスも含めて、現CEOのBob Igerのもとでデジタル分野での活路を探るDisneyが、有力なコンテンツ配信プラットフォームとなったiTunesを擁するAppleとの関係を深めたことで、メディア/IT業界全般にも影響が及ぶものとみられる。


ディズニーが米国時間24日、ピクサーを74億ドルの株式交換で買収すると発表した。またこの買収により、ピクサーCEOのスティーブ・ジョブズがディズニーの取締役に就任するほか、ピクサーの幹部2人が新しいアニメーション製作部門を率いることになった。
2006/01/25 07:21

ディズニーがピクサーを74億ドルで買収する。ここでは、今後の会社運営など、この買収についての重要点を大まかに見てみたい。
2006/01/25 13:41

アップルのCEO、S・ジョブズは、この20年間エンターテインメント業界にいろいろな形でかかわってきた。ここでは、同氏のハリウッドとのかかわりを時系列に並べてみた。
2006/01/25 11:48

「Mr.インクレディブル」や「トイ・ストーリー」など、ピクサーの超ヒット作で目にできる技術革新は、同スタジオが作成する短編作品で最初に試される。ここでは、それらの一部を紹介する。
2006/01/25 12:47

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