MySQLを効率的に活用したソニーのライフログサービス「Life-X」

杉山貴章(オングス)2008年11月11日 20時30分

 ソニーは11月11日、Web 2.0の先を行く新しいサービスとして、ライフログサービス「Life-X(ライフ・エックス)」を一般公開した。

 MySQL ユーザコンファレンス 2008ではこれに先駆けるかたちで、Life-Xの開発を担当したソニーマーケティング インテグレーテッドビジネス推進部 企画推進課 システムプランニングマネージャーの中村馨氏が、同システムの特徴について紹介した。

日々のコンテンツをまとめる場所「Life-X」

 携帯電話やデジタルカメラで撮影した写真と動画、思いついたことを書き留めたメモ、ブログ、保存したウェブのニュース――今や誰もが、なんらかのかたちで、日々のちょっとした出来事を記録しているのではないだろうか。

 このような日々のコンテンツを「ライフログ」として1カ所に集め、デバイスの壁を越えて家族や友人と共有できるようにするというのがライフログサービスのコンセプトだと中村氏は説明する。

Life-Xのコンセプト Life-Xのコンセプト

 Life-Xでは、写真やメモ、Webクリップなどを一元管理し、PCだけでなく携帯電話や液晶テレビなど、さまざまなデバイスで表示することができる。加えて、外部のウェブサービスと連携することも可能だ。

 集めたコンテンツはタイムライン表示やカレンダー表示、地図上での表示など、多様に楽しむことができる。さらに、それらのコンテンツを気軽に友人や家族と共有できる点が大きな特徴だ。

Life-Xの画面例。上部にはコンテンツがタイムライン形式で表示され、下部はSNSのようになっている Life-Xの画面例。上部にはコンテンツがタイムライン形式で表示され、下部はSNSのようになっている

Life-Xシステムが抱えていた課題

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