ドワンゴは3月28日開催の臨時取締役会において、チュンソフトが行う第三者割当増資の引き受けならびに同社株式譲受について決議し、3月31日付けで基本合意に達したと発表した。
ドワンゴは、ネットワークエンタテインメントを対象としたコンテンツ提供とシステムの企画・開発、運用やサポート、コンサルティングを手がける企業。一方のチュンソフトは「ドラゴンクエスト」(発売元:エニックス、現スクウェア・エニックス)「トルネコの大冒険」「風来のシレン」シリーズなど数々のヒット作品を開発・販売しているゲームソフト会社だ。
ドワンゴによると、両社が持つシステム構築・運用ノウハウとゲームソフト開発ノウハウを相互に活用することで、グループ全体の業容拡大と事業基盤拡充に寄与すると見込まれることから、今回の資本提携に至ったという。今回の株式譲受では、ドワンゴがチュンソフト議決権総数の59.0%相当分を所有する予定で、事実上の子会社に該当することとなる。払込・譲受完了時期は2005年4月21日を予定しているが、詳細は現在協議中だ。
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