Appleは、iTunesの迂回策に関する議論を停止するよう法的な脅しをかけた件で、Wikiサイトの運営者から訴訟を起こされた。
電子フロンティア財団(EFF)は米国時間4月27日、Bluwikiと呼ばれるウェブサイトを運営するOdioWorksが、「iPod」や「iPhone」の管理用代替音楽ソフトウェアの使用に関する議論をホスティングするための法的保護を求めて、Appleを訴えたことを明らかにした。Appleは2009年、BluwikiユーザーがiTunes以外のソースからiPodおよびiPhoneと音楽や動画を同期できるソフトウェアの開発計画を議論し始めると、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)を持ち出して、そうした議論の停止を求める文書をOdioWorksに送付した。
OdioWorksはiTunes迂回策についての議論の削除を求める要請に従ったが、今はそうした議論を続けるための法的保護を望んでいる。Appleを相手取った訴状の写し(PDFファイル)によると、iTunesの迂回手段を実際に開発するという段階まで進んだ議論は1つもなかったという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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